「do-tan-ga-tang-sun」 枝光本町商店街アイアンシアター

teru10162017-12-09


14時〜  飛ぶ劇場

作・演出 泊篤志

30周年記念の「生態系カズクン」の再演もおもしろかったし、今回の新作も楽しみにしてきた。
おお?今までと全く違う!! どっちかというと有プレみたいな感じかな。

出演はベテランメンバーがたくさん! 40〜50代もいるよね?なんだかうれしくなってしまう。

開演前からフライングのように始まったこの芝居。
6人の色とりどりな人物が宇宙語(?)を話しながら、遊んだりけんかしたり泣いたり。
みんな同じなのが、白い帽子、白いズボン、白い上靴、眼鏡。6色なのが、ポンチョ風上着、ショートマフラー。
舞台上にはおおきな積み木がたくさん、子供が喜びそうw それらを積み重ねたり、乗ったり、座ったり。
あ、そうだ、もう一人。隅のほうに模型の電車を動かしたり影絵をしたりしてる人が。
黒い衣装に黒いファーのマフラー? カラスみたい。。
時々、ドスのきいたセリフを言う(これも宇宙語っぽい)
日替わりキャストは脇坂さん、こちら動物風で愉快♪

いや〜なんだか全然わからなかったけど、楽しかった。客席のこどもさんがげらげら笑っててほんわか。
わかない会話なのにちゃんと出演者の間では通用してるのがすごい。どうやって練習したんだろ?
最初の格好がなんとなく老人を思わせる感じだったので、老人ホームの集まり?とも思ったんだけど、
当らずとも遠からずかもしれないね。
ふわっと布をかけられたあと出てきたときは上着、帽子を脱いで、眼鏡もはずしていたので、なんだろう。
胎内に戻った胎児のような、感覚。

先日、イキウメを観たとき、泊さんの奥さんとお子さんにお会いした。
これが泊さんのパワーの源なんだな、とまぶしかった。 

30周年を超えて更に進化する泊さん、飛ぶ劇場を観たい。

キャスト
寺田剛史、木村健二、葉山太司、内山ナオミ、桑島寿彦、佐藤恵美香、文目卓弥、脇内圭介、