「イソシギガナク」 甘棠館Show劇場

teru10162017-12-21


19時〜 1300円(LINE割) 綜合藝能座家 下衆會

作・演出 小林ゆう

バッチョさんこと石橋半零さんの下衆會卒業公演、且つ、野良さんの復帰公演ということだ。
ゆうさんの脚本だから、絶対泣かせられるとは思ったけど、やっぱり泣いたよw
臥龍桜を思い出す人情物。やっぱりここはこれが一番はまるなぁ。

戦国の世にあって、ヤクモは剣は弱いけれど、父に託された家族を守る気持ちの強い男。
リュウタやオオズチらと共に、藩主を守りつつも家族が一番。
自分の思い通りにならない世の中にあって、心から信頼できる友と家族を
結局は失うことになったヤクモは最期に無念の思いを持っていただろうか。。

ヤクモとヒバリの兄妹はとっても素敵に描かれていた。
リュウタとオヒナも兄妹?あれ?恋人?だっけ?
いや、オツルがリュウタに惚れてる感じだよね。

主役なのに弱くて最後もめった切りにされるヤクモに野良さん、
ゆうさんの愛を感じるねw いやいや
めっちゃ可愛いヒバリ(まる)にコメディチックな母のトキ(えりぃ)面白い。
そしてやっぱり殺陣が最高な、リュウタ(小林ゆう)オオズチ(鹿児島豊)
オツル(作本真穂)なんなんだ?このカッコよさは。
オヒナ役のnicoは独特の雰囲気を持った女優さん、もっと輝いてくるだろうな。
卒業のバッチョさんの出番は最初のほうだけだったけど、
かっこいい父を演じていた。もうすぐ「父になる」だもんね〜〜♪

カーテンコールで卒業証書を渡すサプライズがあって、バッチョさんが受け取っていた。。
彼はさまざまなことをやろうとしているようで、ひとところに留まれないんだろうな。

さあ、次回の下衆會は何をやらかしてくれるかな?

キャスト
ヤクモ  野良杉太
ヒバリ  まる
イサナ  石橋半零
トキ   えりい
リュウタ 小林ゆう
オヒナ  nico
オツル  作本真穂
オオズチ 鹿児島豊
刺客   友田宗大、ごいち、むらかみ千弘