「グレイテスト・ショーマン」 映画 

teru10162018-03-01


1100円  

P・T・バーナム(ヒュー・ジャックマン)は妻(ミシェル・ウィリアムズ)と娘たちを幸せにすることを願い、
これまでにないゴージャスなショーを作ろうと考える。
イギリスから奇跡の声を持つオペラ歌手ジェニー・リンド(レベッカ・ファーガソン)を連れてアメリカに戻った彼は
各地でショーを開催し、大成功を収めるが……。(公式HPより)

19世紀に活躍した伝説のエンターテイナー、P・T・バーナムをヒュー・ジャックマンが演じるミュージカル。
かなり壮大で実現可能なのか?という構想を持ったプロデューサーをがっつり演じる。
導入部はえらく展開が早くて、えー??って感じの置きさり感もあったんだけど、後半はすごかったね〜〜
もちろん、成功の部分と失敗の部分を繰り返してるストーリーなんだけど、最後は安定感がすごくて、
途中の失敗などもこのためにあったのかと思わせた。
ミセスバーナムとのことは胸が痛んだけど、ハッピーエンドで良かった。

とにかく出演メンバーが良くて、妻、子供2人がめちゃくちゃ可愛い!
そして周りの友達も仕事仲間もみんなすてきなんだわ。
ラ・ラ・ランドもステキだったけど、この作品の方が日本人に近い感じがしたな。義理人情?

米国は身障者に寛大だと聞く、日本のように隔離している環境でなくて、
学校や交通機関でも自然とフォローする環境が整っていると聞いていた。
それでもマイノリティな人をどうしても隠してしまうことは日米どちらでも変わりないようだ。
ジェニー・リンドの公演大成功を祝う宴で、異形のパフォーマーたちを部屋に入れないようにした
バーナムは決して成人君子ではない。
空中ブランコのアンと恋におちたカーライルにも身分や人種の違いが立ちはだかる。

そしてミュージカル映画ならでは歌!ダンス!が華やかで素晴らしかった。
若干作り過ぎかとも思うけれど、舞台ならもっと派手でもいいしね。

貧乏でも幸せな屋上の物干し場でのバーナム夫妻のダンス!
カーライルとアンのサーカスショーとかぶるような愛のダンス!
そして圧巻はバーナムがバーでカーライルを口説く場面!
ショットウィスキーをがんがん飲んで踊って、強いなぁ〜〜と感心。
クレイジー・フォー・ユーのボビーとザングラーのようだった。(設定は違うけどね)
思わず手拍子してしまったよ。

ダンスを華やかにするナンバーはラ・ラ・ランドのベンジ・パセック&ジャスティン・ポール。
サントラ中の「This is me」始め素晴らしい音楽がこの作品を大いに盛り上げる。

いつの時代も先駆者は苦難の道を通る。
そして周りに優しく自分に厳しいものは成功するものだ。
イデアと行動力、やりたい!ことをすぐにやる!
映画を見ては守りに入りがちな自分を叱咤激励するのだがうまくいかないね〜^^;