「リトル・マーメイド」 映画

2023年6月19日(月)イオンシネマ大野城 

9時15分~  1100円

監督 ロブ・マーシャル

海の王国を司るトリトン王の末娘で、世界で最も美しい声を持つ人魚姫アリエル。
まだ見ぬ人間界に憧れる彼女は、嵐に巻き込まれた人間のエリック王子を
救うため陸に上がる。
人間界への思いを抑えきれなくなったアリエルは、海の魔女アースラに提案され
恐ろしい取引を交わす。
その内容は、3日間だけ人間の姿になる代わりに、
美しい声をアースラに差し出すというものだった。(映画情報サイトより)

ディズニーの実写版は演劇で観たものを見ることが多い。
舞台でこうだった表現が実写版ではどう表現されているか。
劇団の四季によるミュージカル「リトル・マーメイド」は5年前に観た
作品だ。舞台があたかも海の中であるかのような演出やいろんなキャラクターの
面白さ、そして音楽の秀逸さに感動した。舞台をまた観たいなと思ってたころに
映画の話があった。

海の中のリアルさはさすがに舞台より映画のほうがよかった。
エリックが遭難する場面やらラストのアースラ―とトリトンの戦いなど
迫力があった。
ただ、舞台でとても魅力的な、セバスチャン、スカットル、フランダーは
リアルすぎてあまり印象に残っていない。
アニメ映画は観ていないのだけど、それともちょっと違う気がする。

アリエルはとても素敵だった。イメージが違うという意見もあるのだけど、
私はとてもいいと思った。
ハリー・ベイリーの歌声を聞きたかったんだけど、時間帯があわずに
吹き替え版を観た。でも日本語の歌もとても良かった。
声優さんのレベルもかなり高いと思う。
ハリー・ベイリーの歌はネットで十分堪能した。とても素晴らしかった!
歌手じゃなくて女優さんなんだよね?すごいな~~~

トリトンの娘たちへの愛情や、アースラの邪悪さは際立っていた。
舞台でも映画でもベテラン俳優はストーリーを引き立てる。

ミュージカルの感動を損なうことのない素敵な映画だった。


キャスト
ハリー・ベイリー      アリエル
ジョナ・ハウアー=キング  エリック王子
ビード・ディグス     セバスチャン 
オークワフィナ       スカットル
ジェイコブ・トレンブレイ  フランダー
ハビエル・バルデム     トリトン
メリッサ・マッカーシー   アースラ

日本語吹き替えキャスト
豊原江理佳(アリエル)
木村昴(セバスチャン)
海宝直人(エリック)
野地祐翔(フランダー)
浦嶋りんこ(アースラ)
高乃麗(スカットル)
大塚明夫トリトン