「ダンス・オブ・ヴァンパイア」 博多座

2020年1月3日(金)

19時~ 15000円  東宝

脚本・歌詞  ミヒャエル・クンツェ
音楽     ジム・スタインマン
演出     山田和也

10年以上ぶりだ~!もう内容も忘れてる(^^;
相変わらずの美声の山口クロロック伯爵にほれぼれ。。
前回、サラで出演の大塚ちひろちゃん!魅惑のマグダ役。わー美人になって。
そして、可愛い、可愛いサラ役の神田沙也加ちゃん。
ぴったりの役だと思う。入浴シーンが素晴らしい!
相葉くん、可愛いね~ どんどん若い子が出てくるわ。
ヘルベルトは吉野さんで見たかったな~
もうそんな年じゃないのかな。でも植原くんもよかった。
当然お尻で選ばれたのだと思うw
そして教授とクコールは安定の禅ちゃんと駒田さん。
阿知波レベッカもまだまだ健在!

ガーリックダンス、ゾンビダンス。これがミュージカルだわ~
そして森山開次さんのヴァンパイアダンスは圧巻だ。
そういえば、12月のコンドルズも観損なって残念。次回は観るぞ。

それにしても、山口さんは歳取らないな~
ほんとにヴァンパイアなんじゃないの?
歌、動き(あのゆらゆらお手々)そしておちゃらけ
パンフレットのコメントすらぶっとんでいる。
生で観れてよかった~

ストーリーはやっぱり中途半端だったけど、いいのいいのミュージカルは。
このあとどうなっていくの?という心配はあるけれど、気にしない~~

カーテンコールではみんなでヴァンパイアダンス、
赤いハンカチをくるくる回して踊ったよ♪

それからお正月だったのでお年玉抽選会に参加。
なんと隣の席の人が当たってびっくり!
うん、今年はもう一歩という運勢なのだ、きっと(泣)


キャスト
クロロック伯爵  山口祐一郎
サラ       神田沙也加
ルフレート   相葉裕樹
アブロンシウス教授 石川禅
クコール     駒田一
ヘルベルト    植原卓也
レベッカ     阿知波悟美
シャガール    コング桑田
マグダ      大塚千弘

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2019年の観劇ちょっぴり反省からの2020年の抱負

2020年1月1日(水)

あけましておめでとうございます。
2019年の観劇は60本前後。
映画が20本くらい、5本はゲキシネの「髑髏城の七人」だけど。
昔のようにハマって観劇する、ということがなくなった気がする。寂しい。

それでも、感動で涙する舞台やおなかを抱えて笑い転げるお芝居も
たくさんあった。

だいたい好きな作品ばかりだったけど、ベスト1は
劇団チョコレートケーキ「ドキュメンタリー」
ほぼ一年前に観たのに、衝撃が大きかった。
今年もキビるフェスに期待している。

ヒカリノオト、ホール・ブラザーズは年間3本以上上演しているけれど、
質を落とすことなくおもしろく観れた。
新規の劇団は最近は観ていない。
難しいお芝居は気持ちが落ち込むようになってきたので慎重になるのね。
ピロシキマンは昔に比べてだんだん良くなってきているような気がする。
見逃せない。
ばぁくうのレパートリー劇場が始まったのがうれしい。
ソネス落語と博多座キャナルシティ劇場はコンスタントに通ってるな。
ミュージカルはいつでも楽しい。

インターネットやSNSから遠ざかりつつあるけれど、もっとアンテナを立てないと
老けるよね。ちょっと危機意識がある。

ひきこもらず外に出ることを今年の目標としたい。
皆様、よろしくお願いします。

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読演111 「武家草鞋」 アトリエ戯座

2019年12月20日(金)

15時~ 2000円  (有)演戯集団ばぁくう

作 山本周五郎
読演 佐藤順一

先日の映像の会で彰田さんにお会いして、夢工房のときの話を聞いて、
佐藤さんにお会いしたくなった。ちょうど、20日だ。
今年を締めくくる読演を聞きに行こう。2年ぶりくらいか。

武家草鞋
武士の宗方は清廉潔白を旨とする青年。
さまざまな世の中の嫌事に見切りをつけて山里に引きこもるが、
そこでもまた世間を思い知る。。。。

ほ~~。。引き込まれた。
結局は老人と娘のおかげで自分自身も見直すことができた宗方だったのだけど、
今時ではかなり稀有な存在の人間だろう。
そういうマイノリティが排除されないように少し気をつけれる世の中には
向かいつつあると思うけれど、まだまだ難しい。

年をとるにつれ、要領だけはよくなってきたけれど、
自分の本質はどこにあるのか見失うことも増えてきた。
本当にいろいろと考える。

時間はたくさんできたけど、大好きだった演劇から少し遠ざかっている気がする。
体の不具合とも相談しつつ来年もぼちぼち観ていこうかと思っている。

まあ、そういいながら、1月は博多座ラッシュ、2月はきびるフェスがあるよ。
楽しみだ♪

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「ベラ・レーヌ・システム」福岡市赤煉瓦文化館

2019年12月18日(水)

19時~ 演劇書を読む会

岡田正子著

今回読む演劇書:「ベラ・レーヌ・システム」
(改訂版2019年、フランス演劇クレアシオン実行委員会、2,000円(税込))
  http://fec-msk.sakura.ne.jp/04_books_01.html
岡田正子氏が、ベラ・レーヌ・システムについてまとめた本。
その岡田氏からベラ・レーヌ・システムの指導を受けて実践してきた
俳優の彰田新平さんから、ベラ・レーヌ・システムのお話を聞いた。

本を購入していなかったので、ざっと目を通しながら
彰田さんの話を聞く。彼を知ったのは舞台役者としてだけど、
ラジオやTV、映画他、演劇講師なども行っているということ。
ベラ・レーヌ・システムを含めて、彼が演劇とどうかかわってきたか、
生々しくリアルタイムで聞くことができた。

彰田さんがいかに演劇を愛しているか伝わってきた。
自らこの教えを広めていく、というところまではいかないけれど、
このシステムを応用した教え方もしているようだ。
先日、テレビで近藤芳正氏がこのシステムを実践、指導していることを聞いた。

ベラ・レーヌ・システムとはより具体的な演劇メソッドのようだ。
抽象的な感情論ではなく、リアルなセリフの発し方とか、
舞台上での相手とのやりとりとか。
実際に実演してもらってより詳細に知ることができた。
本もパラパラと読んでみたけれど面白そうだ。
買おうかどうしようか。。。

今回は残念ながら役者さんの出席はなかったけれど、ぜひとも役者さんには
読んでほしい本だと思った。


〔ベラ・レーヌ・システム〕
ベラ・レーヌによって開発された、真にリアルな演技をするための練習方法。
せりふを言うにしても、せりふのない場面にしても、
心の中で実際に何を具体的に喋っているのかを大事にする。
基本のエクササイズは、10段階。
日常に演技の種があることを重要視し、エテュードは、
日常の細々したことにどれだけ意識を注いでいられるか、に目を向けている。
これを深めていくことで、どんな場面にも誰もが納得のいく
リアルな深みのある演技ができるようになる。

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「きりんヶ丘展望台」 ぽんプラザホール

2019年12月6日(金)

19時~ 2000円  hen house

作・演出 今村映子

おもいだした。
きっとあそこだ。あそこにあるんだ。
あの時、風が吹いていて、太陽がまぶしくて
少しだけ目を閉じてしまったあの時だ。
もういちど、あの場所で
同じように目を閉じて
そうしてもう一度目を開けたなら。
ほんの少しのあいだでいいのです
ひょっこり出てきてくれませんか。
そしたらこんどはちゃんと
本当にちゃんと、たいせつにしますから。
なくしたものは、なぜだろう、けっしてなくならない
なくなった、という事実だけが、しっかりと手のひらに残ってる。
(ちらしより)

この文章を読んでヒカリノオトの松岡さんを思い出した。
なんだか同じ匂い。私の勝手な感覚だ。
そしてこれが舞台に乗るとぐっと心をつかむ。
涙があふれてくる。

場所はきりんに似た風景が見える丘の上の公園。
小学生の姉妹と同級生のシーン。
会社の女性係長と男性部下(実はつきあっている)
老婆と犬の散歩。
3シーンがオムニバス的に流れる。

小学生は年月を重ねて大人になっていく。
カップルの二人は親になる。
老婆はさらに年老いていく。

時の流れとそれぞれのエピソードが気持ちよく絡んでいた。
最近、あまり劇場に来ていないのでどきどき。
やっぱりお芝居っていいなぁ~ もう少し見にこないとね。

それにしてもこんなにランドセルが似合う女優は永幡さんをおいていないだろう。
童顔で声もかわいらしくていい演技だった。
そして犬の小太郎くん。めっちゃ可愛い!
すぐに犬だとわかった。最初ねこかな?と思ったんだけど、
なんでも拾い食いするのは犬だなw
妊婦の富田さん、似合ってたな~ 本物っぽかった!

余韻の残るお芝居だった。ここのお芝居は記憶にかなり残っている。
私、ぼけても覚えているかも、hen house。


キャスト
立石義江、田中雄也、富田文子、的野将幸、大嶋久美、永幡桂子、今村映子

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12月落語茶屋ソネス「ふたりのビッグ・ショー年忘れスペシャル」 カフェソネス

2019年12月3日(火)

20時半~ 1500円(ワンドリンク付)

一、ふたりのビッグ・ショー 華のオープニング

今年を締めくくる落語茶屋ソネスはまさかの再び「ふたりのビッグ・ショー
いつも、リアル師匠の「芝浜」で終わっていたからそれに代わるものといえば、
この二人が適任だったのだろう。
痛風亭最弱こと鈴木ヒロミツさんとタケダ2000GTさん。
おそらく、ほとんど打ち合わせもしないでのオープニング。
例のオープニングソングもだいぶ慣れてきたな。
年末だけにソネスのデリバリー依頼で忙しい様子のオーナーは、
まさにばたばたとされていた。いいのかな~こんなに忙しいのに。。
というわけで、開幕~♪

一、タケダ2000GT歌謡ショー年末スペシャ

年末ということで今年1年を振り返って、仕事やプライベートを話してくれたGTさん。
いや~ちょっと驚きのカミングアウトが。。。でも、さらっと言われたし、尊敬したな~
新曲やリクエストを数曲披露してくれました。もちろん、落語茶屋ソネスの歌もね♪

一、痛風亭最弱が2019年落語茶屋ソネス上演落語全演目をダイジェストで!

今年4回の最多出場の最弱さん、ラジオのレギュラー番組も順調でたぶんのりにのっている状態かな。
演劇でももっと拝見したいものだ。ZIGZAGBITEで見た以来かな?
しかし、今年10回すべての演目を要約して話していただいた。
最後は駆け足になってしまったけど、よく覚えているな~と感心した。
私も今年はソネス落語、コンプリートでした(^^)v

また来年もよろしくお願いしますね。
席亭のクロキちゃん、各メンバーの皆様。

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「テニスの王子様」 福岡市立早良市民センター

2019年11月20日(水)

19時~ 演劇の映像を観る会

ミュージカル「テニスの王子様」(原作:許斐剛、脚本:三ツ矢雄二、演出・振付:上島雪夫、2003年、96分)
昔、生の舞台を福岡市民会館で見た。その内容とは少し違っているようだった。
この映像のほうが原作のアニメに忠実のようだ。アニメ本は売ってしまったけれど、
結構内容は覚えている。特に最初のほうの中学に入ってテニス部に入ったころの話。
原作のメンバーとかなり似ているな~
特に髪型。海童のバンダナ巻きとか大石のすだれっぽい感じ。
外はねの菊丸、つんつんの乾、桃城。リョーマは本当に小さい。
役者としては結構原作に似せなくてはならないので大変だったのではないかな。
見ごたえはあったけれど、はまるほどではない。
アニメのテニスシーンは好きだったのだけど、舞台ではもちろん音だけなのでいまいち。
上手に本物らしくはしていたけれどね。

役者のクレジットを見ても知ってる人はいないな~
やはり一握りの人だけが現在もミュージカル役者としてやっているのかもしれない。
それでも、今でも役者を替えてずっと公演が続いているのだからその人気ははかりしれない。

来年は刀剣乱舞の舞台に誘われたので行ってみることにした。
まったく内容はわからないのだけど楽しみだ。

映像を観る会ではその場で観る以外にいろんな演劇の映像作品を教えてもらえます。
奇数月の第3水曜日に開催。

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