「コーラスライン」 キャナルシティ劇場

2021年2月10日(水)

13時半~ 8800円  劇団四季

原案・振付・オリジナル演出 マイケル・ベネット

ショービジネスの街、ブロードウェイ。
舞台上には1本の白いライン―――コーラスライン
新作ミュージカルでのコーラスダンサーを選ぶオーディションが行われている。
最終選考に残った17人が、1本のラインに並ぶ。
演出家ザックが彼等に問いかけた。
「履歴書に書いてないことを話してもらおう。君たちがどんな人間なのか」
(公式サイトより)

大好きなコーラスライン。久しぶりだな~ 東京の自由劇場で観て以来かな?
それにしても色あせない作品だとつくづく思う。
生年月日を話すとき、ぎょっとした。私と同じ年?
1950年代生まれのメンバーが多いのだ。今まであまり気がつかなかったなぁ。
今でもコーラスラインに並ぶダンサーは多いだろう。
いや、現在はブロードウェイは長いこと休演になっているのではなかったかな。
彼らのダンスが好きだという思いと同じく仕事が欲しいという望み。
今聞くと、切実過ぎて胸が痛くなる。

ザック役の荒川さん以外は本当にあまり知らない。
劇団四季は浅利さん亡き後もその理念をしっかり受け継いで、
俳優が育っていると思う。
コーラスラインのように個人の個性をしっかり打ち出す作品でも、
演技のすばらしさに驚くし、しかも上級レベルのダンスや歌を、
同時に行いながら息を切らせることもなくセリフを言う。
どれだけの練習を繰り返しているのだろう。
しかも、極限まで鍛えている肢体の美しいこと。
各人のレオタード姿にほれぼれとみとれていた。

いつだったかコロナ禍での劇団四季の様子をテレビの特番で見て、
経営陣の信念と役者スタッフの努力がいかにすごいかを実感して、
このエンタメ劇団がみんなに勇気を与えるものだと間違いなく思った。

観にいくことしかできないけれど、これからも応援するつもりです。

ザック 荒川 務
ラリー 菊池 俊
ダン 佐々木玲旺
マギー 中山理沙
マイク 森田一
コニー 髙野 唯
グレッグ 松下湧貴
キャシー 宮田 愛
シーラ 恒川 愛
ボビー 前田員範
ビビ 服部知佳美
ジュディ 多田毬奈
リチー 深堀拓也
アル 川口雄二
クリスティン 濵 絢音
ヴァル 朴 悠那
マーク 松本拓也
ポール 村田晃一
ディアナ 町 真理子
フランク 杉窪志為
ロイ 紙谷昇世
トム 松井龍太郎
ブッチ 神田 瞬
ビッキー 石村知幸
ロイス 小城かえで
トリシア 小坂華加

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「蝶のやうな私の郷愁」 ゆめアール大橋大練習室

2021年1月30日(土)

14時~ 2500円  ひなた旅行舎

作 松田正隆
演出 永山智行(劇団こふく劇場)

台風が近づくある夕方、そのアパートでは、
男と女がいつもの暮らしを、いつまでも続けていた。
雨が降り、風が吹き、二人はやがて何を見つけるのだろうか……


この作品は「キビるフェス2021」の参加作品だ。
去年はちょうどコロナ感染者が増え始めたころに開催された。
たった一年前だったんだな~~
ぎりぎりですべて観れた。その後1回目の緊急事態宣言が発令されて、
演劇もライブも映画もほとんどのエンタメは中止となった。
オンライン配信で少し戻ってきた部分はあったけれど、
やはり追いつかないし、もやもやした感じが残る。
コロナの正体も少しづつわかるようになって、
現在、2回目の緊急事態宣言発令中。
数値的には1回目よりはるかに悪いのだけど、
対策がかなり徹底されるようになって、心配事もかなり減った。

公演延期を乗り越えての今回の舞台はとても見ごたえがあった。
KAKUTA所属の多田ちゃんは何度か戻ってきていたのだけど、
2~3回観たかな?変わらないな~と思っていた。
今回はさらにパワーアップしていて、『ひなた旅行舎』の一人として。。。
うーんと。。稽古はどこでやったのだろう?他の2人は宮崎県人ではないか。
まあ、あまり深いことは考えまい。
コロナの感染防止でオンラインでいろんなことをやり始めて、
日本中が近くなった感じがするのは唯一よかったことか。
それでも、ここまでこぎつけたのは本当に大変なことだっただろう。
その熱意に頭が下がる。

なにげない家庭内の様子を表しているのか、
ちょっと昔の夫婦の様子がなんとなく身近に感じられる。
タバコを部屋で吸うとか今では普通に考えられない。
マンションのちらしを観て、雨漏りのする家を引っ越したがってる妻。
わけありの姉との関係を妄想しつつ、踏切事故は厳しいなと思う。

積み木のような木切れを食器や食べ物などにみたてての食事シーン。
停電時のろうそく、金魚、雨漏り、などなど目の前に浮かぶ。

エスタデイワンスモアの歌が象徴的で、何かが起こる前。
普通であることがどれだけありがたいか。
今の状況にも通じる作品だ。意図していたわけではないだろうけど。

多田ちゃんはこれからも東京中心で活動していくのだろうな。
それでも、ひなたを作ったり、福岡公演で戻ってきたりと、
故郷にもかかわりながら、忙しい日常を過ごすのだろう。
頑張って、応援しています。

キャスト
多田香織(KAKUTA)
日髙啓介(FUKAIPRODUCE羽衣)

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「両国花錦闘士」 博多座

2021年1月27日(水)

12時半~ 6000円  東宝

原作 岡野玲子
作・演出 青木豪
主題歌 デーモン閣下

両国国技館では宿命のライバル力士の対決。
2人は対照的な昇竜(原嘉孝)と雪乃童(大鶴佐助)。
相撲雑誌記者の橋谷(大原櫻子)は相撲の良さがわからない。
女社長・渡部桜子(りょう)に翻弄されながら昇竜の行く末は・・・

こないだの「ローマの休日」に続いてこれは。。ミュージカルだ!!
ただの喜劇かと思っていたら、いや~~!!すごいエンタメだった!!

もちろん、きらきらのドレスで踊る美男美女を観るのが一番好きなんだけど、
まず、デーモン閣下の生歌のミュージカルなんて贅沢すぎるし、
なかなかノリのいい楽曲でサントラを買おうかどうか。。売ってたのかな?
それから3階からでもわかる、肉体美!特に主役の原くんは作ってきたね~。
急な代役だったのだけど、このチャンスをものにしたのは大きい。
なんといっても裸体に魅力がないと相撲の舞台は無理でしょう。

キャストの中には本物さながらのあんこ型の人もいたし、貧相な人もいた。
ライバルの雪乃童は肉布団を着ていて残念だったけど、可愛くてよかった!
大鶴佐助。。。。調べてみたら、え?唐十郎の息子? 孫じゃなくて息子?
役者2世だったんだ。地味な顔立ちだけど頑張ってるね。

橋谷役の櫻子ちゃんは、いまどきのちょっとおバカ風リポーターは演じていたけど、
結局どういう役回りか?LOVEもないし、印象が薄かったかな~
りょうの妖艶さはおりこみ済だったけど、やっぱりいいね~ かっこいい♪
紺野さんはお着物がよく似合う。テレビでも舞台でも映えるな。

転球さんたちベテランはたくさんの役をこなしていて大変だったね。
ミュージカルにはかかせないキャスティングたちだ。

若いメンバーでめだったのは、朝どらに出ていた、徳永ゆうきさん。
歌は相変わらず上手だった。ほれぼれするわ。

原作はアニメらしいけど、舞台化して成功だね。とても面白かった。
本物のお相撲好きにはどう映るかちょっと心配だけど。。。

キャスト
原 嘉孝(ジャニーズJr.)
大鶴佐助
大原櫻子
木村 了(特別出演)
入江甚儀
徳永ゆうき
岸本慎太郎(ジャニーズJr.)
根岸葵海(ジャニーズJr.)
大山真志
橘花
加藤梨里香
市川しんぺー
福田転球
伊達暁
紺野美沙子
りょう

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「ローマの休日」 博多座

2021年1月6日(水)

12時~ 6000円  東宝

脚本 堀越 真
演出 山田和也

アン王女は、諸国歴訪の旅に出ていた。
ローマを訪れたときに町のお祭りの音を聞き、不自由さを嘆き、、
大使館を抜け出した王女は新聞記者のジョー・ブラッドレーと出会い、
自由な一日を過ごす。そして王女はいろんなことを考え。。。。


オードリー・ヘプバーン主演映画で有名な「ローマの休日」、
以前、映画で観たことがあったと思うのだけど、ブログに残ってないので、
DVDで観たのかな。。。
レトロな家具や道具類、洋服等を見ると、ほっとするな。映画にはかなわないけど。
太鳳ちゃんは映画で観たときにほんとに魅力的な女優さんだと思ってたけど、
舞台でも輝いていた。いい演技だった。
ただ、残念ながら歌はミュージカル女優としてはもう一歩なのかな~
その分、加藤くんがかなりカバーしていたのでよかった。
彼は完璧にミュージカル男優だったし、ビジュアルもかなり良かった。
アーヴィング役はちょっと藤森くんで観てみたかったかも。
芸人の人はなんでもできる人が結構多いよね。
久野さんと今ちゃん、やっぱり安心できるね。
ミュージカルはベテランと若手の融合が必須だと思う。
いろんな有名なシーンが繰り広げられ、ほほえましく思い拍手を送った。

ちょっと日本の皇室でのお話とかぶったのは私だけではないのかも。。。

カーテンコールを終え、ほっとしたのちにすぐ現実に戻る。
「3階席のお客様からご退場願います。」そうだった。
まだまだ世の中は安心してなんでも楽しめない。

あ、あけましておめでとうございます。
今年初の観劇でした<(_ _)>

去年はとんでもない1年になり、直接的になにか被ったわけではないけれど、
好きなことがかなり制限され、鬱々な状態に陥ってしまった。
演劇がなんとか再開されてからも、家族からいろいろと言われ、落ち込んだし。

今年に入ってからも今は(1/18)緊急事態宣言発令中だ。
今後、演劇などもどうなってくのかわからない。

もちろんコロナウィルスの脅威はメディアでいやというほど知らされ、
高齢者の入口にいる私も怖くないわけではない。

インターネットは情報を得るだけの手段になってしまった。
ブログも何のために書いているのか。
昔はこんなに面白かった!ってことをほとばしるように書いていたのにな。
本当に情けない。。。悲しい。
何か前向きになれるように考えを変えていかないといけないな~
コロナが直接の原因ではないけれど、私かなりナーバスだ。

という少し暗い年頭で始まったけど、これ以上落ちることはないだろうw

今年もよろしくお願いします。

キャスト
アン王女:朝夏まなと 土屋太鳳 Wキャスト
ジョー・ブラッドレー(新聞記者):加藤和樹 平方元基 Wキャスト
アーヴィング(カメラマン):太田基裕 藤森慎吾 Wキャスト
ヴィアバーグ伯爵夫人:久野綾希子
プロヴノ将軍:今 拓哉
マリオ・ディラーニ:岡田亮輔
ルイザ:小野妃香里
在イタリア大使:港 幸樹
ヘネシー支局長:松澤重雄

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「全共闘以後」福岡市赤煉瓦文化館

2020年12月16日(水)

19時~ 演劇書を読む会

外山恒一

今回読む演劇書 「全共闘以後」(2018年、イーストプレス)
  https://www.eastpress.co.jp/goods/detail/9784781617466
1968年の全共闘から50年。1972年の連合赤軍事件を境に学生運動は急速に退潮し、
その後は「シラケでバブルでオタクでサブカル」の時代――。そんな歴史認識は間違っている!
70年代以降も若者たちの社会運動・学生運動は、ほぼ10年おきに高揚していた。
ただ、それらを一貫した視点で記述した「通史」が存在せず、
これまで不可視になっていたのである。
全共闘以後50年の歴史を新しく塗りかえる著者渾身の大冊。
演劇については、社会運動・学生運動に関わるテント演劇(特に劇団どくんご)と
学生演劇(特に鴻上尚史)に触れている。

<外山恒一氏プロフィール>
1970年生まれ。政治活動家・文筆家・ストリートミュージシャン
「九州ファシスト党・我々団」総統。
80年代後半、福岡・鹿児島の高校で学校当局との衝突を繰り返し、
各地の“戦う中高生”を組織した「全国高校生会議」の主要活動家の1人となる。
89年、「ぼくの高校退学宣言」で単行本デビュー。
文筆活動に励み、“異端的極左活動家”と“売れない文筆家”として
90年代を過ごした末、2002年、“反ポリティカル・コレクトネス”的な
活動に関連して逮捕され、獄中でファシズム転向。
07年に都知事選に出馬、「政府転覆」を呼びかける過激な政見放送
ネット上で大ブームを巻き起こした。
テント演劇への支援などを通して演劇への造詣も深い。
(薙野さんのレジュメより)

外山氏はちょっと怖そうなイメージがあったけれど、お話しは穏やかで
面白い話がたくさん、聞けた。
特にストリートミュージシャンになった話は意外性があって面白かった。
最近では「同調圧力への反発」ツイートでバズったとある。
コロナ禍をどう生きるか、いろんな人が模索しているけれど、
どうしてもじっと身を潜めやり過ごす人が多いと思うが、
ネットでの誹謗中傷なども増えて、声をあげることが難しくなっている。
自分も思うところはいろいろあってもテレビの前でぶつぶつ言うくらいだ。
もどかしい、情けない。何ができるのだろうか。

11月の映像を観る会は外山氏推薦の「僕たちの好きだった革命」THIRD STAGE!
行けなかったのでDVDを頂いて観た。
若い中村雅俊も素敵だったけれど、とっつきにくい全共闘時代の話も
なんとなくわかるような気がした。演劇はこういう直接的な芝居も多い。
外山氏はテント劇団「どくんご」にかかわっている。
意外だった、ファンタジーな作風には深い意味があったんだな~

熱い気持ちにあこがれる。でもなかなか勇気がでない。
芝居を観るのが好きなのは熱い思いを感じたいからだ。
支離滅裂だけど、せめて、熱い時代の記録としていろいろ本を読んだり
勉強したりしていきたい。

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「ミュージカル 『生きる』」 久留米シティプラザ ザ・グランドホール

2020年11月21日(土)

12時~ 13500円  HORIPRO 黒澤明生誕110年記念作品

作曲&編曲:ジェイソン・ハウランド
脚本&歌詞:高橋知伽江
演出:宮本亞門

無為に日々を過ごしていた市役所の課長が、胃癌で余命幾ばくもないことを知り、
己の「生きる」意味を市民公園の整備に注ぐ姿が描かれている。
(サイトより)


いつも思うけど、久留米は遠いなあ~~
というのもナビでは30分で着くはずなのに、ゆうに3倍はかかってしまうので。
今回も余裕を持って出たはずなのに、冒頭の5分を見損なった。
次回こそはもっと余裕を持って出よう。

客席についたときは役場内での歌と踊りの最中だった。
和製ミュージカルにはなかなか慣れないけれど、
役者のうまさですぐに物語に入り込めた。
市村さん、地味な登場だけどオーラを放っているのですぐわかる。
ひと昔前の役場の様子がやたらとなつかしくて、妙なところに注目していた。
しかし、たらいまわしにされるのはあまり今でも変わってないような。。。。

そして病院で深刻な病気の告知がないのも昔の話だ。
これが喜劇だったら「勘違い」で笑い話になるところだけれど、
このお芝居ではリアルに勘治に突き刺さっていく。
余命わずからしい、という漠然とした情報ははっきりと知らされるより
苦しいものだと思う。だますなら徹底的にだましてほしい。

そんな苦悩の勘治は小説家に会ってから変わっていく。
余命を自分ができることに使いたいと思うようになり
家族や周りから疎ましがられても実践していく勘治に胸が詰まる。
歳を重ねてくるとこういうお芝居には自分を重ねてしまうのかな。

売れない小説家の存在や元同僚の女子社員との淡い恋心は、
今でもそんなことあるのかな~というくらいレトロな感じだ。
男手ひとつで子供を育てるということも当時としてはレアなケースかな。
かなり古い作品で現代ではありえないこともあるけれど、
「生きる」意味を模索する作品で観客に訴えかけてくる。

しばらく放心状態で久留米は遠いな~という不満もなくなって、
観てよかった、という満足感に浸った。本当によかった、感動した。
鹿賀さんバージョンも観てみたい。


キャスト
渡辺勘治 役(ダブルキャスト
市村正親 鹿賀丈史

渡辺光男 役
村井良大

小説家 役(ダブルキャスト
新納慎也 小西遼生

田切とよ 役 / 渡辺一枝 役(ダブルキャスト
May’n 唯月ふうか

助役 役
山西 惇、他

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「ロミオとジュリエット」 末永文化センター 末永ホール

2020年12月5日(土)

18時~ 2000円  ふくおか県民文化祭790(ななくま)アートシアター2020~


原作:ウィリアム・シェイクスピア
脚色・演出:石橋半零


イタリアはヴェローナの名家モンタギュー家とキャピュレット家は
長年対立し血で血を洗う抗争を繰り返していた。
そんなある日、キャピュレット家の仮装パーティに潜りこんだ
モンタギュー家の一人息子ロミオは、
そこで出会ったキャピュレット家の一人娘ジュリエットと瞬く間に恋に落ちる。
(公式サイトより)

不滅の作品、ロミオとジュリエット
いろんな劇団や劇場で観てきたけれど、今回も素敵だった。
ばっちょさんの演出ということで、喜劇仕立てかな?と思っていたら、
ほぼ原作に忠実にリアルに作ってあって、わずかにオリジナル部分があったかな。
ばっちょさんのピザ回しも観れてよかった~ あれは本物じゃないよね?
上手にはリュート演奏の深町さんと歌手の権藤さん。
いいね~ミュージカルっぽくていいな~~
主役が魅力的。若くて元気な二人が中心で盛り上げていた。
根岸美利ちゃん、中島浩志くん、ぴったりの役だった。
他にも若いパリス役の馬塲藍可さんは中性的魅力満載で素敵だった、初見。
ベテランの中山さん、大谷さん、篠田さん、半田さん。多少大げさなほうが
ロミオとジュリエットには合っているね。
ばっちょさん、リーチさんらの殺陣さばきも見ごたえがあった。
全員、熱演でコロナ禍に十分な対策を施して、稽古してきたと思われる。
ここ最近なかなか観劇できていなかったので、今年最後の観劇になったけれど、
とても満足した。ありがとうございます。

たった1回の公演だったのはとても惜しいけれど、今後につながる舞台だった。

今年はコロナで公的にもいろいろ大変なことが多かったけれど、
プライベートでもいろいろあって、心安まる暇がなかったような気がする。
来年はゆったりと観劇を楽しむ余裕ができていればいいなと思う。

キャスト
ロミオ       中島浩志(ピロシキマン)
ジュリエット    根岸美利
キャピュレット   半田和則(劇団ソングライン)
キャピュレット夫人 山田和音
マキューシオ    立田直也
ティボルト     石橋半零(舞台処粋の幸)
ロレンス神父    大谷豪
ベンヴォーリオ   下川充郎
パリス伯爵     馬塲 藍可
エスカラス太守   篠田昌人(ピロシキマン)
モンタギュー    中山ヨシロヲ(ピロシキマン)
モンタギュー夫人  はらだのぞみ
乳母        松尾佳苗
他    森武マイ、小山椋汰、白川宏治、野良杉太

リュート演奏    深町信秀
☆歌手        権藤智子

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