「ヨーン・ガブリエル・ボルクマン」 アトリエ戯座

19時〜 2500円 演戯集団ばぁくう
イプセン没後100年記念公演ということで佐藤さんが厳選したもの。いろいろ候補も出たらしいけれど、あまり日本で上演されてないもので、紹介したいものという基準があったらしい。100年も前の話なのに、まるで現代の話のように、仕事一筋で名誉や地位を望む男、子供を独占したい女、遊ぶことや女におぼれる若い男。それぞれの場面で共感できた。特に産みの母と育ての叔母とのやりとりは一番自分の立場に近いものがあり、大変興味深かった。それぞれの役者がそれぞれの役にはまっていて、稽古も相当重ねたと思われる。この劇団で雑な舞台を観たことがない。エルハルト役の若い子だけが少しレベル的に周りと比べてまだのような感じだったが、これからますます頑張ってほしい。終演後、ばぁくうファンの友達と忘年会♪芝居を肴に飲むお酒はとてもおいしい(*^^*)
「ヨーン・ガブリエル・ボルクマン」16日夜まであと5公演。大人の芝居をいかがでしょう?