「広くてすてきな宇宙じゃないか」 アクティブハカタ スタジオA

19時〜 1000円 劇団無限研究所
知ってる人は知っている、キャラメルボックスの作品。私は観たことはないが、きっと本物も近いんだろうな〜と思わせる気持ちのいい舞台だった。近未来、人間の仕事の多くをアンドロイドがとってかわる。親の役目すらも。それ自体は無機質で受け入れがたいものだったが、実際はアンドロイドが極人間に近いものである、感情すらも持つということになると話は違う。人間のおろかさを補ってあまりあるアンドロイドに私たちは反省させられる。いい話だった。よく表現されていた。無限はアクティブハカタがプロデュースする劇団らしいが、いい環境で稽古されているのがよくわかった。舞台もスタッフが多くて、役者がのびのびと演技できる環境にしたてている。少し、過保護っぽい感じはしたけど、見ていてほんわかした気分になった。いわゆるタレント劇団なのか?アクティブハカタのビルにはタレントの写真がずらりと掲げてある。役者だけではないのだろうな。経営のことはわからないが、芸事だけで仕事をやっていくのは本当に大変だろうと思う。この中からどれだけの人が有名になっていくのだろうか? 前売り、当日券とも1000円。実験劇場と銘打っているので、発表会的な公演でもあったのだろうが、この値段でこのクオリティは安いと思った。これからも目標(何?)目指してがんばってほしい。(^^)