「チーム・バチスタの栄光」 映画

1500円
原作を買って3日で読んで、速攻映画鑑賞、これはどちらもおもしろかった!作者は現役医者の海堂尊、「このミステリーがすごい!」大賞の過去の受賞作品だ。さすがに手術風景の描写は医者ならでは視点から見たものだなと思ったが、、ミステリーとして「すごい!」とまでは思わなかったというのが正直な感想。なんせ犯人を指摘する際も専門用語の羅列で「そうか!なるほど!」とは思わず「へぇ、そうなんだ」と(^^;;  それよりもバチスタチームや田口、白鳥、他病院内外の人物描写の方が非常におもしろかった。これは映画も同じ。いや、映画のほうが映像で見れる分、余計に人に注目することができたかな。田口は原作では中年男性だったが映画では若い女性(竹内結子)白鳥は同じイメージのアルマーニが似合いそうな長身の男性(阿部寛)若き天才医師、桐生役は私のイメージでは中井貴一だったのだが、吉川晃司。そして鳴海役に大好きな池内博之☆ これは実は心臓移植とか医者の倫理観とか重い話ではあるのだけど、意外にもさらっと読める(見れる)作品だ。竹内結子が優しく柔らかく最高のキャスティングだった、やっぱり映画監督ってすごいなぁ〜