「屋台」 九州大学六本松キャンパス学生会館2F

teru10162008-03-14

19時〜 チケットプレゼント当選 九州大学演劇部
屋台(ちょっと小さいけど本物っぽい)が舞台中央に。かなり古い旧型テレコが1台。70年代の歌謡曲を鳴らしている。屋台の中にはおでんらしきものが湯気をあげて煮こまれている。グラスと酒、チューブ入りのからし・・・・これは私たち世代には受けそうなセットだなぁ(*^-^*) 最初に出てきた上原くん、屋台の大将に惚れこんでいりびたり。バイトしてるのになぜかニートと呼ばれる。常連のヒロシも大将ビイキで新婚なのに帰ろうとしない。いつもは閑古鳥の鳴く屋台が元後輩のミエコやエリートサラリーマンのシュウゾウで満員。それぞれに事情がありそうだが、実は大将も今日限りで屋台をやめることに決めていた。それぞれが自分の事情をぽつぽつと話し始め、それぞれの悩みがあきらかになっていく。確かにそれぞれの事情は重たかったが、やはり学生の歳なのでどうも本気感が薄いじじーんと感動することはできなかったが大将の人の良さは非常によく表されていてまたこの役者さん(岡野嵩)が上手なのだ。学生には似合わない落ち着きっぷり。もっといい役者さんになると思う。ミエコ役の有川さん?野口さん?はグダグダのヨッパライ女を演じたのだがまるで自分を見ているようでいやーな感じだった(^^;;あはは冗談です。脚本はごく普通、でも音楽は私好みだったし食べ物飲み物が本物でリアル感があったしいい仕上がりだったと思う。気になったのは屋台が向こう正面でこちらに大将が立つことが多いのだがカンペキ後ろ向きなので、ちょっと斜めにするか、真横にしてもよかったんじゃないかな〜まあ大将もあちこち動き回っていたが。今までが無料〜500円だったチケット代を一気に1000円にしたのはなぜだろうか。アンケートにもあったのだが、やっぱり高いなぁと思う。根拠はと言われれば困るのだが、チケット代を上げるよりもっと客を動員する方法を考えたほうがいい。大学演劇ってなんか好きなんだな〜 特に九大はここ六本松でけっこう観てきたけど、もう来年?からなくなるらしいからこれで見納めかも。伊都まではさすがに行けませんw