「ヤマトタケル」 博多座 

teru10162008-04-09

11時〜 15500円 スーパー歌舞伎
市川右近、段治郎のダブルキャスト、私は右近バージョンで観劇。本物の歌舞伎(?)は慣れないのだが(ことばが分からない汗)スーパーは歌舞伎風の普通の演劇なので問題なく楽しめた♪ ただ歌舞伎のおいしい部分(見得を切るとか、花道を駆け抜けるとか、)はそのままなのでそれも珍しいし、大向こうをかける人もいる(これは本当の客なんだろうか?)それでいて派手な演出、豪華な衣装、美しい踊り、泣かせるセリフの数々。いや〜〜感動したわぁ(*^-^*)しかも双子の役の早変わりのすばらしいこと!!あんなに複雑な衣装なのに。というわけでこういうものを見るとしばらくはまって歌舞伎のサイトを見て、勉強・・したつもりになるw しかし、たまたまなのか右近さん、セリフがなんだかカツゼツが悪いような気がする?歌舞伎風だとああいうしゃべり方をするのかな〜と思ったのだが、タケヒコ役をしたもう一人のヤマトタケル段治郎さんはっきりしゃべっていた。うーん??よくわからないけど、どうもこのダブルキャスト、全く別の演出っぽい。・・・・段治郎バージョンで見たい・・・でも、行ける日が。。(^^;; 4時間以上かかる歌舞伎では丸1日使える日を空けておかないとならない。これがまた歌舞伎が遠ざかる一因なのだ。あと古典でどうしてもひっかるのが男性上位の考え。一夫多妻などその最たるもの。あんなにいい人であるヤマトタケルでも側室を持つのは平気ってのがな〜・・・(-_-; 昔の話だから許そう(笑) ヤマトタケルの話は歴史のマンガ本で読んでいたので、なぜか記憶に残っている。弟橘姫の身投げやクマソのタケルとの戦い、クサナギの剣で助かったこと、、そして故郷に着く前に死んでしまうこと。わかりやすい話をわかりやすい話し方で歌舞伎のよさをみんない伝えようとしているのがスーパー歌舞伎なのだろう。そうしたら古典も見ようかなという気分にさせる。久々の博多座だったからお弁当も奮発しようかとも思ったけど、元来のけち根性から近くのコンビニで買ってきたサンドイッチにした。両隣の豪華な幕の内を見ながら・・・(^^;;
さあ、6月の歌舞伎はどうしようかな。。。