「今夜終わらない物語」 ぽんプラザホール

teru10162008-07-11

20時〜 1500円 座”K2T3
後藤さん退団後初の公演。 作・三浦としまる、演出・小島美紀。 今までのK2T3は役者もさることながら、大いに後藤さんの作・演出に頼っていたと思うで、心配な部分もあった。 後藤さん贔屓の友達は私以上に今回の公演を心配していた。 さてお話は・・・今日ケーキ屋をオープンさせた祥子は変な男がマスター気取りで店内をうろうろするのが気にくわない。 ノー天気な女の子、むっちゃんは新しい店のオープンに大喜び、友達のよっぴょんは今朝勤めている介護施設の住人が亡くなったことで落ち込み気味だが、美味しそうなケーキに喜んでいる。 そこへ痴漢にあったと飛び込んでくる若い女性みゆき。 最後には今朝亡くなったお婆ちゃんのおふじさんまで出てきて、すごい展開に・・・・・ パンフに三浦さんの作品への思いが書かれていたが、生きている意味とは何かを誰かから受け継ぐこと、誰かにそれを渡すこと、ではないかと。 いや、全くそのとおりだと思う。 でも、若いときってわからないのが当たり前なのだ。 いいテーマだったと思う。 ただ、ちょっとあれもこれもと伝えたいことを書き過ぎていて、どこが主題なのかわからないところもあったかも。 祥子と死んだおばあちゃんをメインにして、他を少し抑えたら時間もここまで長くならなかったと思うし。 あと人物設定がありえないというか・・ 知り合いも言っていたが祥子の気持ちの揺れ動きや行動はかなり理解しがたいものがある。 まあ、誰でもそれぞれの人格があるのだから彼女のような人もいるのかもね。 ただ秦さんは間違ってもそんな情けないことはしない人だと思ったけど(笑) あと、どうもこのマスターの卑怯ぶりが徹底していて驚いた。 それは早坂夫も同じこと。 三浦さんも同性にはアマイのかな〜w でも非常にいい公演だった。 いいラストだった。 またこれからもK2T3を応援していこう(^^)