「壁一枚の向こう側」 ぽんプラザホール

teru10162008-09-27

19時〜 1200円 Village80%
まか不思議、すぐに思った、チェルフィッチュに似ている。 まさかね・・・いやVillageならあながち間違ってないかも。 シンプルな舞台、リアルっぽいセリフ、意味不明な動き。 それでも出だしは列車内のわけあり男女の会話から。 これなら普通の演劇だと思うじゃない。 一転、ネカフェ?っぽい店で新店員への店長の教育風景。 あまりにリアルでこれセリフ?アドリブ?って感じ。 更に妊娠を告げる女と恋人らしき男の会話。 この男がネカフェ風宿に寝泊りしていたことで話が繋がる。 このカップルがひどく気分を落ち込ませる。 男は男で煮え切らない、女も責めるでもなく主張もはっきりしない。 だが、本音は違うとこにあるのだ。 それがわかってなぜかほんわか気分に。 更に男を言葉の刃でぐさぐさ突き立てる女子大生。 それによって落ち込む男だが、それもなぜかほほえましい。 ついには関係のない女と逃避行に向かう男だが、結局は勘違いを理解して戻ってくる。 リボンで包んだ小さな箱で気持ちを象徴して、それを邪険に扱う女とか半畳ほどの個室に寝そべる男女とか。 出番外の部分で自分の世界にこもる出演者とか。 妙に印象に残って、妙におもしろかった。 Villageかなりお気に入りになりました。 ただ一点、HPで予約したんだけど、返事なし。 見逃したのかな〜? 受付で「予約してた○○ですが・・」と言うと名簿を見もせずにはいはい、と前売り券を出す。 うーん・・あれ?って(^^;;  細かいこと言うようだけど制作の仕事って重要だと思います。 観客に媚びない態度も潔いけど、度が過ぎるとまさに村八分になりかねない。 老婆心よりo(^-^)o