「アリストテレース 詩学」 博多市民センター 

teru10162009-02-18

19時〜 mixi 演劇書を読む会(コミュ)
今月の課題本はアリストテレース詩学、超難しい。 2ヶ月前から読み進めてきたけど、全く全体が見えない。 メソドではなくギリシャにおける演劇の歴史をまとめている感じだ。 「〜であるべきだ」とか「〜である」とか断定的の言い方が多い。 注釈のページのほうが多くて読みながらページをいったりきたりで忙しい。 自分としては頑張って読んだつもりだったけど、あまり頭に入ってなかったかな・・・・ それでも、ちょこちょことひっかかる部分を参加者(4名)で読みすすんでいき、そういう話をするだけで演劇初心者の私には楽しいひとときだった。 話も脱線したり、次回の本の話になったりで、この会の目的は?って思わなくもないけど、演劇人やそれに興味を持つ人々の交流の場としてだけでも私は満足です、ヌルイ?(^^;;  アリストテレースギリシャの哲学者としてしか認識のなかった私が演劇に言及していることを知っただけでも良かったかも。 現在の演劇状況にはあまり参考にはならないのでは、という意見では一致したのだが、とにかく哲学をはじめさまざまな分野での見識をもつアリストテレースの人となりを知ることは重要だった。 付録のようについていた「ホラーティウスの詩論」のほうが私はおもしろかったのだがそこまで論議が至らなかったのが残念。 もっと読み砕くことができるような気もする。 次回は管孝行の「戦う演劇人」4月第3水曜日に開催予定。