「ボスがイエスマン」 ぽんプラザホール

15時半〜 5人で5000円 万能グローブガラパゴスダイナモ
ご贔屓劇団のひとつ、ガラパの公演。 5周年第2弾「ボスがイエスマン」ボスはイエスマンに決まっとる、というのは私の認識なんだけど、日本的民主主義のサラリーマン世界で世渡りの上手いボスはみんなイエスマンでしょ。 たとえ演劇界でものすごい著名な人でもサラリーマンをやったことのない人にはきっとわからない世界なんじゃないだろうか。 目を疑うような額の税金を引かれながらも下っ端サラリーマンは我慢の連続。 そのボスがイエスマンでないわけがない。 それと引き換えに自営と違う、微々たる安定性を得てるのだから。 まあ、それも最近は微妙だけど。 私はパートあがりの正社員なんだけど、全く仕事かわらないしww・・・ すごい脱線しとる(^^;;  ガラパ、楽しかった♪ 舞台はいい、観てるだけどシアワセな気持ちになる。 ならない舞台もたま〜にあるけど、ほとんどはよく頑張ってるなと思うので演劇としての評価をするというよりは純粋な娯楽として楽しみたいと最近は思うようになってきた。 いい観客でありたいが、能力的に無理なこともわかってきたし、最新NTRの批評を読むにつけ、私の視点では考えられないな〜と愕然とする。  ・・・また脱線(^^;;  あらすじ。。 芸能プロダクションをやめようと企んでいるタレント数名。  地下の秘密倉庫のような場所に新しい事務所を構えるが、中心になるはずのボス(マネージャー)が社長に寝返る。 タレントらは内部分裂を起こしかけ、すったもんだ。 仲間はずれにされていた女優水川や新人の木部との絡みでなんとか仲間意識は復旧。 カンパイにこぎつけるが壊れたドアノブが今後の展開の厳しさを物語る・・ あまりコメディにむく話しではなさそうだがちょこちょこしたネタはなかなかおもしろい。 女同士の戦いとか密室からの脱出とか自分の過去をを隠そうとするタレントたち。 川口さんの頭にあるアイデアの引き出しは無数にあるみたいだ。 これからもどんどん増えて、それを見せてくれるだろう。 DDシアターということでドラマドクターの土田英生氏とのやりとりを重ねて完成した作品。 全公演完売には驚いた。 すごいプレッシャーの中で公演するガラパにエールを送ります(^^)v