「20世紀累ヶ淵」 大博多ホール

teru10162009-07-17

19時半〜 1700円  非・売れ線系ビーナス
9人姉妹を見逃したので、かな〜り間が開いた。 これはいけない。 ずっと観ていきたい劇団なのに。 というわけで、発売早々に予約したのだが、どうも返信がスパムに混ざったようで、不安なまま過ごしていたら、制作さんからお電話をいただいた。 たぶんこりっちに予約メールに返事がない、と書いたのを見られたのだろう。 私も確認すればいいものの、電話は苦手なのだ(^^;; 迷惑メールの多さに辟易しているがなんとかしなくちゃ〜〜  さて、久々の非・売れ線系ビーナス。 集団あしゃしゃの役者さんがたくさん出ていて、スピード感があって、楽しい舞台に仕上がっていた。 内容も近代の著名人がたくさん出ていたしホラー?ミステリー?輪廻転生、100年かける愛と憎悪・・・退屈しないおもしろさだった! 特に白洲次郎三島由紀夫がよかったな〜 累、かさねは100年の時を超えて、同じ意識を共有する。 男を愛しぬいて殺され、その怨念は止まらない。 それを止めようと小さい祐天(烏山茜) この役者さんはすごい。 以前もダンスかなにかで観たと思うのだけど、小さいからだのどこにこんな存在感があるんだろう? という演技をする。 最初のあたりでセリフがでない役者さんがいて、ちょっと心配だったが、あとはスムーズだったのでほっとする。 観客に心配されちゃいかんな〜 でも可愛いからいいか。 このホールは大きすぎるという欠点はあるけど、客席は半分つぶして、舞台の広さを十分に活用できるので今回のような作品には良かったかもしれない。 あとは椅子がもう少し座り心地がよくなるともっといいなぁ〜 8月1日には同場所で、『漂流画祭』が実施される。 故マヤ北島氏の追悼イベントなのだが、今から非常に楽しみでしょうがない。 多くの劇団が参加する催し。 演劇サミットなど、演劇人側のイベントはあっているが観客側とすれば、こういうイベントも時々やって欲しいと思う。 演劇のオールスター戦みたいな。