歌舞伎「勧進帳」 演劇の映像を見る会 第9回

teru10162009-11-18

19時〜 福岡中央市民センター  
歌舞伎はわからないのと高いのでちょっと敬遠気味。 最後に見たのが蜷川歌舞伎かな〜 これはわかりやすいものだったけど、本格的な歌舞伎はシネマ歌舞伎娘道成寺と鷺娘が最後。 シネマ歌舞伎はアップがはっとするほどきれいでいいな〜と思うので、これを博多座の後方の席から観るのは悲しいので、観にいくなら前方狙いで早くから計画しなきゃならない。 これが歌舞伎離れの一因でもある(いいわけ) さて、今回の勧進帳は昔の7代目松本幸四郎の弁慶のもの。 今の歌舞伎も観ていないから違いはわからないけど、ほんとに歌舞伎ってきれい。 女形はいなかったのだけど、弁慶も富樫も義経もほんとに美しい。 白黒だし、カメラワークも今のように上手いわけではないけど、高級感がすごくある。 歌舞伎のセリフは日本語なのにほとんど理解不可能。 だからあらすじは頭に入れておかないと何がどう進んでいるのかわからなくなる。 今回のDVDソフトには日本語解説付きのオプションもあるらしい。 謡いの部分を字幕で見ることはできた。 参加は4人。 前進座出身の金田さんは歌舞伎にも詳しくて専門用語でいろいろ解説してもらった。 彼が言うにはこの作品は完成されているそうだ。 なんとなく分かるような気がする。 富樫から勧められて弁慶がお酒を飲むシーンがある。 歌舞伎は真面目一辺倒かと思ってたけど、コミカルで面白かった。 ここからの舞踏のシーンは動きが大きくて見応えがあった。 一人なら絶対観ないだろうお芝居が観れるこの会はほんとにありがたい。