「アンデルセン」 北九州芸術劇場大劇場

teru10162009-11-22

19時〜 7000円  劇団四季
久々のアンデルセン、以前はいつどこで見たのだろう? blog始める前のようだからもう5年以上前なのかな。 あのときはコンタクトにはまっていて、その主役の黄色いドレスの女をやった、高久舞さんがマダム・ドーロをやったので、舞い上がって見に行った記憶がある。 舞さんはもう四季にいないけど、ほんとにステキなダンサーだった。 今回のドーロ役は斉藤美絵子さん。 ニールスに岩崎晋也さん。 二人とも素晴らしかった!! お芝居部分もちゃんとこなしていたし、バレエは超感動!! バレエシーンはかなりあって、アンサンブルのダンサーもとても良かった。 つくづくプリマってオーラが出てるよな〜と実感した。 ストーリーの部分はちゃんと味方ハンスと有賀ペーターが締めてくれたし、味方さんのはまり役だね。 有賀さんはいまだに重要な脇役、という感じだけど、継続して四季で頑張っていることを評価したい。(もうこれ以上辞めていかないで〜(/へ\*))) ここのところ四季の芝居部分に疑問を感じているので、セリフの少ない演目は手放しで浮かれてしまう。 以前はなんとも思わなかったのにな〜 変わらないのはいいことなのか進歩がないのか。 劇団四季のというより浅利慶太の経営理念は今でもゆらぎないものという感じがする・・・    オーデンセの靴屋ハンス・クリスチャン・アンデルセンは子どもたちに話しを作って聞かせていたが、勉強の妨げになると周りの大人たちはそれを諌める。 仕方がなくコペンハーゲンへ移ったハンスはマダム・ドーロ(プリマ)に一目ぼれ、彼女のトゥシューズを作り、遠征公演の間に、「人魚姫」の話しをつくり、彼女にプレゼントした。 マダムドーロとニールスはその話しを気に入り、舞台脚本にして、ハンスにナレーターの仕事を頼む。 彼女が舞台で踊る様子を見ながら話しをするハンスは彼女の幸せを祈りつつ、オーデンセへ戻る。 町では大人も子供もハンスを待っていた。 彼は今日もこどもたちにお話を続ける。 そこへマダムドーロがやってきてハンスに「物語の王様」の称号を与えられたことを発表。 あまり事件性はなくて(ハンスの失恋くらい?)安心して観られる作品。 バレエも深海魚たちのショーもドーロとニールスの夫婦喧嘩もほほえましく会場いっぱいの子どもたちもきっと喜んだことだろう。 こんな作品を毎年、全国で公演してくれる四季はやはりいい影響を子どもたちに与えていると思う。 その点は高く評価したい。 今度は何が来るだろうか? 役者さんも大変だろうけど、ぜひ全国公演を続けて欲しいと切に願う。