「覗」 テアトルはこざき

teru10162009-12-20

12時〜 1500円  village80%
新聞紙を破ったり、切ったりして貼り付けている大きな箱、というか部屋。 その中のお芝居を穴を開けて覗見する。 いや〜これって思ったより恥ずかしい(^^; よかった〜一人で行って。 だれかと一緒に行って、覗いている様子を見られるなんてめちゃくちゃ恥ずかしい。 それとも恥ずかしいと思うことが自意識過剰なんだろうか? その新聞紙の部屋の3方から各自が思い思いの穴を開け、覗く。 なんだか周りを見れない。 ひたすら穴の中に集中。 オムニバスで4本  ☆「存在の耐えられない緩さ」女友達二人ともう一人の友達、微妙に関係性が入り組む。 着替えたり、ちょっと男性には見せたくないような描写がドキドキ感を更に高める。 彼氏の心変わりなど、なんてない話だけど、妙に引き込まれる。 やっぱり覗いてるせいか。  ☆「0120-187-***」 兄妹らしく見えない二人が気持ちのすれ違いを表現、うーん。。この妹、きつい。 古賀菜々絵さんはガラパ公演で見たイメージが強すぎて、なんかきっつい女性として見てしまう。 激怒した妹は覗き穴を中からふさいでいく、うっそ・・・きつい〜〜  ☆「姉指」 最初は梅干かと思ったけど。。。よく観たら姉の手に包帯が巻かれている。・・・ありえない、指? すりばちでゴリゴリ・・・ この姉なんでこんなに弱いんだろう、「オマエって言うな!」ってたまにかっとするけど、基本妹には逆らえない感じ。 妹役の大木このみさん、一話目のナツミ役と全然違う。 さすが女優。 ☆「ウエシタミギヒダリウム」 牢屋っぽい場所に男女二人、どういうシチュエーション? しばらく見ると死刑確定の囚人二人のようだ。 しかし、思想犯みたいだけど、それだけで死刑? そんなはずはない、殺人でもやったのだろうか? 最後にきみがよを大声で歌う。 全体的によくわからなかったけど、おもしろいと思った。 感覚で一話目が一番好きな作品。 やっぱり高山さんの作品だった。