「ハコブネ」 北九州芸術劇場小劇場

teru10162010-02-26

19時〜 3000円  北九州芸術劇場プロデュース
オーディションで福岡の役者さんが多数出演。 飛ぶ劇の役者さんも大勢出るので見たいけど少し迷っていた。 今年は節約のため北九州行きは非常に慎重になっているので・・ でも、twitterをはじめいろんな方の後押しで見ることにした。 行ってよかった。 サンプルの松井さんの演出ということで都会っぽさが出るのかなと思ったけど、地域性が逆に際立ってそれはそれでおもしろかった。 オリジナルプロデュース作品のうち、「風街」は見逃したが、「青春の門」はかなり感動した。 今回はそれとも違った様相を呈していて、おもしろい試みだったと思う。 かなりエチュードっぽい部分があって、話の流れとしてはその部分は全く独立しているようで、でも流れの重要な要素のようでもあり。 とにかく出演者が多くて目が届かない。 知ってる役者さんだけを追っていた。 労働者の話は切なくて、自給700円とか聞くと胸がキュンと痛む。 それでも仕事を失うわけにはいかない。 ときどきイタイ人が現れて今も昔も同じようなことはあるものだと。 最後は蝋人形として博物館展示になったわけだが、残してもらえるものは幸せなのかも。 普通の人の人生はかけらも残らないものだから。 個人的にはお初のサンプルの古館さん、掃除していた田中さんがとても気にいった。 あとは木村さんの独白部分。 何度か観たい作品だった。 プロデュース公演なのでお金をかけた舞台の感じは良かったし、パンフも豪華だった。 でもそれとは別に手作り手書きのパンフが入っていたのだが、これは良かったな〜〜 昔の学級便りみたいな(^^; で、結婚?木村さんと藤尾さん? きゃーすごい! 飛ぶ劇内ってカップル率高くね? 劇団内恋愛タブーという説もあるけど、私は問題ないと思う。 理解しあえる部分が多いほど、衝突も多いだろうケド、長く続くと思うのだ(シミジミ) さて東京での評価はいかがだろう・・