「エリザベート」 博多座

teru10162016-08-07


12時〜 15500円 

脚本/歌詞 ミヒャエル・クンツェ
音楽/編曲 シルヴェスター・リーヴァイ
演出/訳詞 小池修一郎

演出がリニューアルしてから初めて観たエリザベート
内容は同じでも全然違う印象がある。

最初のシーンというか舞台そのものが以前より立体的。
高さがある舞台装置が動いて、周るので迫力がすごい。
写真や映像などもより精密になった感じがする。

キャストに関しては、ルドルフ→トートの井上芳雄くんや
エリザベートゾフィー涼風真世さん、
高島兄以外のルキーニに山崎育三郎くんや成河。
などなどに感激と時の流れを感じた。
違うキャストで2回(8/7と8/24)観たけれど、それぞれに特徴があって良かったなぁ。

ルキーニはもっと育三郎くんは自分らしさを出しても良かったね。
高島ルキーニと似すぎていた。成河はオリジナリティがあった。
トートは甲乙つけがたい。でも芳雄くんが良かったな。
涼風ゾフィーはちょっと細過ぎだったのが残念。
田代フランツは役ぴったりの真面目さで〇
ルドルフは古川雄大くん、エリザベート花總まりさんでしか観れなかったけど、素晴らしかった。

衣装も随所で違うものがあったような気がするけれど、
ハンガリー国旗の色のドレスは今回のが素晴らしく上品だった。
一幕ラストのエリザベートの衣装は相変わらず息を飲むくらいの純白で目を奪われた。

いろんなキャストで観てきたけれど、これからも受け継がれていくミュージカルだろう。
観るたびに感動して泣けてしまう。また博多座へきて欲しいな。

8/7左と8/24右のキャスト表