「アイコン」 エンジョイスペース大名 

teru10162010-07-10

19時〜 500円(ばぶ割り) 劇団カミシモ
初カミシモ、いい脚本を書くとの友人からのおすすめがあり。 受付では「いらっしゃいませ、ばぶー」とコスプレのお姉さんがのたまうので思わず吹き出したけど、いたって真面目に予約確認、受付をされて、続いて今日の作品を選出ということで、2個のおはじきを持たされ2つのテーマに投票。 待ち時間の間、レクチャーシートなるものを読み、カミシモのことをしっかり情報として取り入れる。 いきなり黒ナースと白ナースの前説が始まる、う、美しい。。。 レクチャーシートによるとどちらかは専属受付嬢らしい。 さて、テーマは「喜劇」と「知恵」に決まり、公演へと入る。 2人だけの登場人物、顔が丸くてちょっとぽちゃっとしてる子と美人顔の子。 選ばれたテーマを使って3本のオムニバス構成のようだ。 衣装の奇抜さも役者さんや脚本等など、やはりぎゃ。に似ている。 まず見てるだけで楽しい。 顔丸女子は上手い。 セリフもよどみなく、動きも正確。 効果をよく知ってる感じだ。 美人顔女子ははっとするほどきれいなんだけど、早口なセリフではコトバがまめらない。 たまたまかもしれないがセリフのとちりが4箇所もあった。 公演のほうは一つ目の「ミラクル少女シフォン」は初めての役者さんの解析に忙しく、あまり内容を見てなかった。 何かのパクリのようだけど、わからないのが残念だった。 セーラームーンっぽい感じ? まあこれもよく知らないのだが(;´▽`A``  なにがなんだかわからないうちに次へ。 チエちゃんのお母さんは自分が不自由だった分子どもになんでもさせてあげたい。 殺人すらも。 学校での問題を訴えにきた先生にこんこんと諭す。 問題児であろうがなかろうが関係ない。 子どももお金もない先生にはわからないでしょうねーと。 これはなかなか引き込まれた。 美人が多少狂った展開で語るのは迫力がある。 極端ではあるが現代の問題点を少しついているような感じがした。 最後は先生なんかやめて結婚しよーこれが一番♪とw  まあ結婚だって大変だってのはしてからわかること(恐) 最後はネコ耳の女ヤマトとコジカが鏡の世界に入って、いろいろ政治展開や自己発見などなど。 だんだんおもしろくなってきたぞ。 ビューティフルライフ法案などうーんとうなるほど、センスのいいセリフだった。 問題点だと思ったことは、9通りも稽古して上演しないものもありうること。 もっと1本に絞って稽古したほうがいいのではないのかなということ。 おもしろい企画だとは思うけど。 普通は1回しか見ない人をリピさせるにはもっともっと魅力のある舞台をつくらないとね。 あとパンフに出演者の名前だけで役名がないので、どっちがどっちかわからなかったこと。 帰ってHPを見てようやく分かった次第。 劇団と役者を売り出すなら終演後の紹介は必須だと思うんだけどな〜 でも、若いし、これからどうなっていくか楽しみな劇団だ。