「白雪姫」 青年センター3階

teru10162012-11-16

19時〜 500円 とみーさんぷれぜんつ
くうきプロジェクトワンコイン実験シアター参加作品、劇団ぎゃ。の富田文子さんのソロ企画。 実にシンプルで良かった。 派手な衣装や道具や音楽、照明の類がいっさいなく、手拍子で合図を出す富田さんが座る椅子だけが道具といえば道具だったかも。 開演前に富田さんの稽古を披露、ダンス系だけなんだけど、惹かれる。 スポーツで言うと柔軟体操とかストレッチとかいうものかな。 ロボット風の動きがおもしろい。 これはかなりの技術を要するものだと思う。
さて本番、踊るように歌うようにそしていろんな役をいろんな人が流れるように演じていく。 ストーリーは忠実に白雪姫原作だけども、新しい感じがすごく良かった。 くるっと回ったりパタっと倒れたりして変化していく様はお見事。 同じセリフを言うときも違う言葉を重ね合わせたりして、最初はとちったのかと思ってしまってごめんなさい。 演出だったんだね〜  しかし、「お妃さま」と「女王様」を重ねたのはなぜだろうな? 色んな訳があるからかもしれない。 話を二重展開していく方法も見えた。 女性六人と男性一人。 富田さんは最後で少し出演したがほとんどが監督椅子からの合図のみ。 超美人の伊藤綾さん、久しぶりな香月彩さん、木村カエラっぽい加藤久美子さん、役者では久々の木村佳南子さん、最近はまりの田崎小春さん、そして黒1点の手嶋健人さん。 パンフには富田さんの脳内垂れ流しとある。 それをここまで体一つで演じれるってすごいと思う。 やりたい!って思ったことをやりやすいのがくうきプロジェクトだと思う。 こういう実験的試みがいつでもやれる青年センターが存続することを祈っています <(_ _)>