「Tourdays in CROATIA」 演劇の映像を見る会 第15回

teru10162010-07-21

19時〜 福岡市立早良市民センター  
解体社クロアチア公演より、「TOKYO GHETTO」を観る。 西堂行人さんが絶賛の作品らしい。 解体社という劇団も初めて知ったし、クロアチアがどこにあるのかも初めて知った。 日本ではあまりメジャーではないということは日本では受け入れられないのか日本人にはわからなものをやるのか。 始まったそれは男女が歩いたり踊ったり叩いたりする一連のパフォーマンス。 セリフはない。 ラスト付近で映像が流れるがこれは舞台上に設置していたTVに映されたものらしい。 最初のシーンがクロアチアでも問題になった、男性が座った女性の背中をずっと平手で叩き続けるというもの。 観客席から声があがりだして一人の男性客が止める。 だが役者はたたき続ける。 女性のみでなく自分の太ももも。 かれこれ10分くらいそういう場面だったかな〜 パフォーマンスで繰り返しやられることっていろいろあるけど、叩くっていうのはいかにも挑戦的だ、冒頭でやるのに意味があるのかもね。 それ以降は裸になったりしたものの穏やかに進んだ感じ。 映像はかなり短い間隔でいろんな写真やビデオ等が流れ、昔の日本の風景や物が見られて、あらあらと興味深いものだった。 全体として私には難しすぎるものだったし他の参加者も概ね同じ意見だったけど、パフォーマーのお一人が大変おもしろかったといわれ、その観点が逆に私にはおもしろかった。 そうだよね、いろんな見方があっていいんじゃないかと。 だからいろいろ見たいのです。 次回は次月の演劇書と合わせて放浪芸のビデオを観ます。 予定は9月第三水曜日。
写真は「TOKYO GHETTO」のものがなく、解体社のサイトからのもの、雰囲気としては似てる作品。