「アームストロングコンプレックス」 甘棠館Show劇場

teru10162010-07-23

19時〜 2200円(早割り) 劇団ショーマンシップ&ネクストジェネレーション
甘棠館Show劇場10周年の記念にショーマンシップが甘棠館を旗揚げ場所とした劇団に声をかけ一緒に記念公演をしようというものらしい。 仲谷氏が非・売れやガラパなどに歩み寄ったということをどこかで聞いたか読んだか・・  でも、観る側はきっかけよりは結果。 ちらしが驚きのカッコよさ。 出演者全員がイケテル顔で集合。 真面目に血だらけにいつものおちゃらけた面々も気合の入った表情。 このちらしはもう永久保存版。 ショーマンシップのお芝居は昔一回観たけど、こんなに若い劇団員さんも多かったんだっけ?!(栗野さん、中野さん、原岡さん、長尾さんとか) お話ははやぶさ帰還等で話題にのぼっていた宇宙開発にもlinkしているかのような、月の裏側を誰もみたことがない、なんて話。 裏側の写真はかなり昔に人工衛星が撮ってきたのを見たけど、ロマンのロの字も感じなかったな。 違う、月の裏の話ではなく、幕末から明治初期の血みどろ浮世絵師である月岡芳年の話。 田坂さんはこういうの見つけてくるのが上手だな〜 私は歴史ダメなのでいつも感心してみている。 事実を踏まえながらおもしろく脚色するというか、実際彼の一生は病気の部分が多かったようだけど、それをとりかこむ人たちとの関係も含めて生き生きと書かれていた。 妾のお琴とか書生の年景とか。 親友の落合もいい掛け合いをしていたし、他にもたくさんの人々のエピソードがあちこちにちりばめられていて、もりだくさんの内容だった。 芳年役の川口大樹さんは久しぶりの役者で主役、まじで惚れましたねー!! 周りの4人の画家たちもそれぞれの思いを秘めて魅力的だったな〜   老人の役割はちょっとわからなかったけど(^^;)  それに、あまりに出演者が多くて最初は繋がりを探って行くのが大変だったけど繋がりが見え出したらおもしろいこと! お芝居は後半がヤマだな〜 結局あのかぶとの意味はなんだったのだろう? タイムマシン的なものか暗示作用のある機械なのか。 静さんはゆうれい?超能力者?  見えないものが見えるようになるとしたら・・・・それは幸福なのか不幸なのか。 最近の憂いごとだ。 終演後には仲谷さんの挨拶、ネクストジェネレーションへの期待がたくさんつまった温かいものだった。 有難いよね〜 物販は多少高めだったけど、ショーマンシップのファン?らしきおばちゃんがみんな買ってたので、私も一口 確か「全ての犬は天国へ行く」ではブロマイド売ってたんだよね。キャラメルボックスみたいにブロマイドとか売ってたら絶対にもっとたくさん買うのにな〜  はい、売ってました(^^; 抽選だけどw