「トナカイを数えたら眠れない」 北九州劇術劇場小劇場 

teru10162010-11-21

14時〜 3500円 MONO
MONOの新作。 クリスマス時期にアンチクリスマスなメンバーの話。 そもそもクリスチャンが少ないのに日本にクリスマスが定着したのはケーキ屋さんの陰謀という話もある。 同じくバレンタインデーもハロウィンも商魂逞しい日本企業の戦略なのかも。 でも私はそれでもいいんじゃない?と思う。 楽しくて他に迷惑をかけないのならいいのでは。 あ、話題がそれた(^^;)  某ホテルにクリスマス時期に集ってくるメンバーは同じ大学のボート部のOBたち。 クリスマスは祝わないポリシーだが程度はそれぞれに違う。 ホテルのオーナー夫婦と一緒にカードに興じるうちに各自の素顔が見え隠れ。 長谷部(水沼健)は冷静、堂上(尾方宣久)は頑固、相木(金替康博)は自虐、オーナーのみゆき(亀井妙子)はかなりのクリスマスぎらい。 夫野々村(土田英生)はマメできついみゆきのコトバに耐えている。 そこへみゆきの妹あずさ(山本麻貴)がやってきてそれを追って変な男多田(奥村泰彦)がでかいケーキを持ってやってくる。 なんとかクリスマスケーキを食べないですむようにメンバーと多田の攻防が。。。。。  それぞれに抱えたトラウマがクリスマスに関係しているらしいのだが、一番きつかったのは姉妹の子どものときからの軋轢かなー 私は女姉妹がいないのでいたらいいな〜といつも思っていたのだが、こんな姉妹は恐いわ・・ いじめが原因で記憶をなくすとかありえないでしょう。 いや、あるのかもしれない。 長年の恨みが募った上の行動は悲しくも情けない。 いや、ほんとに好きならありかもしれないけど、復讐で姉の夫とつきあうってのは驚きだ。 土田さん今回も情けない男を快演。 金替さん始めMONOのメンバーは味わいがあって好きです。 女性客演が入って素敵な作品に仕上がったと思う。 また北九州に来ます、とのこと。 え〜福岡にも来てくださいよぉ〜( ノД`)