「海神別荘」 博多座 

teru10162011-02-02

17時〜 17000円 坂東玉三郎特別公演 中村獅童出演 Bプログラム
12月ぶりの博多座公演。 高価だし、全く予定していなかったのだけど、地元の役者さんがアンサンブルで出るらしいと聞きすごく気になって当日券で観た。 Bプログラムは初日なんだけど、なんとまだ残席ありということで、3階でもいいか、と思ってたら、うそっ!A席にすごくいい席が。。。 これってキャンセル席なんだろうか? 5列目花道横。 残席あるとは言え、見たところ結構埋まっていて福岡の面目はたったのかなと。 玉三郎丈、獅童丈、どちらも映像では観てるのだけど。 たぶん生ではお初。 もうなんていうかオーラ出まくり。 登場してからどきどきが止まらない。 また舞台が豪華♪ CG? 水の流れが音とともにさらさら。 衣装がすごくきれい! きらきら。 今回は水が一番のテーマだったらしいので、音にはかなり気をつかっていたようだ。 玉三郎丈、線も声も細いのだけど、見た目の数倍の存在感。 すっごく良かった! 久しぶりだったからかもしれないけど、歌舞伎役者系では最高の芝居を見たとの実感。 四季の演目に「アンデルセン物語」というのがあるのだけど、それと少し近いような感じの内容だった。 アンデルセンの作った作品のうちの「人魚姫」 人魚が人間の王子に恋する話だけど、海神別荘は逆に海の公子が人間の美女に恋をする。 海の宝物と引き換えに海に沈められた美女。 ずっと悲嘆にくれる美女を公子は最後には殺そうとする。 ちょっとぞくっとする話ではあったけど、人間の愛情や業、欲。 それらと公子ら海神との感覚の違い。 とても興味深く観ることができた。 泉鏡花ってすごいのですねw 観劇代はどんだけ?と言うくらい高いけど、決して観て損はしないと思った。(でももうちょっと安くして欲しい、せめて1万円くらいで(汗)) アンサンブルの黒潮騎士で飛ぶ劇の木村健二さん、グレコの瀬口寛之さん、川口大介さんが出演。 メイクが濃かったので、どの人がそうかよくわからなかったけど、地元の役者さんを起用するという主催の心意気に感謝。 他にも私が知らないけどたくさん地元の役者さんが出てると思います。 帰ってAプログラムのチケットをネット予約したのは・・・内緒。。  にできないねw(^^;)