「窓の彼方へ」 北九州芸術劇場中劇場 

teru10162011-02-11

14時〜 2500円 演奏 仲道郁代
内藤裕敬 作・演出 演奏と演劇のコラボレーション。 仲道さんは初めてだけど、演劇のほうはこないだ観た南河内万歳一座の役者さんが多く出演、地元からも劇団ぎゃ。の富田さんが出演。 あるアパートにはグランドピアノがあった。 それまでの住民のいろんな思いを見聞きしてきたピアノ。 バックで仲道さんがショパンのナンバーをシーン毎に弾きわける。 本当に音楽って情景が浮かぶ。 もちろん人によって違うんだけどそれがいい。 うれしかったときに聴いた曲、悲しかったときに聴いた曲。 自分のそれが思い浮かぶのが素敵。 ピアノの音色は大好きなのだけど、無理やり習わされてたときは嫌いだったな〜w その女は引越の最中、奥から知らない古いアルバム?をみつけて準備が進まない。 昔の風景が思い浮かぶ。 50年台のような服に身を包んだ女性4人が共同洗濯物干しに洗濯物を干している。 そこから見える古い屋敷にはほらふきの老人(阪上洋光)がいた。 その老人(かなり太っている)がやってきて・・・衣装を舞台上で着替えながら思い出のシーンを繰り返す。 笑えたけど、きつそう。 ここではコミカル、元気なピアノ演奏。 思い出の人形との会話、自分にうそをついていたころの話、ピアノはノクターン。 きれいだ〜〜  引越しを急にやめると言い出した女。 引越し業者はかんかん。 現実には迷惑極まりない人だけど、捨ててはいけないものがあるということかな。 ピアノはオールショパンで6曲。 コンパクトに1時間強の中に入り込んで楽しく観れた。 演劇だけに関してはちょっと物足りない感じではあったけど。 あと男優と富田さん以外の役が誰が誰かわからない。。  できたらパンフに役どころを書いてくれると嬉しいかな。 全部クラシック音楽だと寝てしまいそうなので、こういうコラボ公演は入りやすくていい感じでしたv(^∀^*)