「地上最大の作戦」 キャナルシティ劇場 

teru10162011-02-19

19時〜 4000円 ギンギラ太陽’s  
新生キャナルシティ劇場で、ギンギラが暴れる。 開演前の行列がすごかった。 前売りは3公演全て完売。 当日券も早くから並んでいたと聞く。 東京で全国区になったかと思えば、キャナルシティを満席にしてしまうとは。。。 ほんの数年前に比べたら驚くべき躍進だ。 なんだか近所の子がスターになってしまったようで、うれしいけど寂しい気持ちも少しあるのだけど、最後のカーテンコールで大塚ムネトさんが必ず言ってくれることば、「これからもギンギラ太陽’sは地元の皆さんにしかわからないお芝居を作っていきます。」これで福岡のファンは安心するんだよね〜  とにかくファン層が広くて、子どもからお年寄りまで老若男女さまざまだ。 去年末に博多座で大塚さんと長谷川法世さんが「音二郎」の芝居を上演したのもあってか、かなり年配の人もいたのには驚いた。 すごいな〜 いつもの開演前の記念撮影。 やっぱりキャナルシティ劇場でもやったよ。 ちゃんと2階席にも出張して行う徹底ぶり。 一緒に写真を撮りたいのはやまやまだけど。。。。 ファンの皆様には負けます、おとなしく側に来たバス。。じゃなくて地下鉄だっけ?をぱちり。 バス軍団と違ってサングラスかけてないからよくお顔が見えてよろしい♪ そうそう、撮影会の前にムネトさんがキャナルシティ劇場のかぶりものをして、「オペラ座の怪人」をやってくれました。 じーん・・ さて、「地上最大の作戦」どこかで聞いたような。。 今回は赤字続きの地下鉄がメイン。 主人公は事故で死んでしまった地下鉄1号線1522号、未練が残ってて成仏できない。 仲良しだった地上のみやじー、みやばー(西鉄宮地岳線車両ww)を見守っていた。 いっぽう天神のビルたちは博多駅ビルの建設に伴って集客が減るのを懸念。 赤字続きの3号線にも期待せず西鉄に至っては宮地岳線廃止を打ち出す。 ネットショッピングを勧める悪人?が3号線の回線に入り込み洗脳する。 3号線はビルたちをたくみに地下へ誘い出し、ビルごと地下に移転させようとする。 そして地上の天神にはなぜか大宰府天満宮と地下鉄だけが存在という世にも恐ろしい作戦を考え出した。 1522号はなんとか危機をみんなに知らせようと奔走する。 いやいや、これは近年まれにみるふざけた作戦だ(笑) 最近のギンギラは切ない話が多かったので、思い切り笑える話が楽しかった。 もちろん、赤字とか今後の展望が明るいものばかりではないのだけど。 今回も1522号のコガキョさんが明るく元気な演技で舞台せましと飛び回っていた。 卓二さんのソラリアデビルはかっこよかった。 杉山さんの玉屋は死んでも華がある。 ムネトさんをはじめ他の役者さんも全然気負いなく、いつものギンギラのステージだった。 そして三坂、中村、田坂3人は適材適所というか、若さを生かした役どころがとても良かった。 1000人超の観客の前でなんて堂々としているのだろう。 何に誘っても必ず最初は渋る夫がギンギラは「行く」と即答。 誰からも愛される劇団だなと納得した今回の公演だった。 さあて、福博の街に新しいネタがたくさん! 今年は既に3公演分劇場を押さえたとのこと。 楽しみだ°+(*´∀`)b°+°