「岳 −ガクー 」 映画 

teru10162011-05-18

1000円  
レディースデイ、休みではなかったけど、早く帰れそうなら観たいなと選んでた作品。 思いは叶う♪ 小栗旬長澤まさみ主演。 あまりなじみのない世界だし、レスキュー映画は見たことがないので、どうかな?と思っていたけど、これはとても入り込めた。 しかも佐々木蔵之介が出てるなんて、うれしすぎる。 他にもたくさんの舞台役者さんがいて面白く観れた。 山岳救助ボランティの三歩(小栗旬)は山をこよなく愛して知り尽くしている。 新人救助隊員の久美にどうしてそんなに淡々と救助できるのかと詰られても笑うだけ。 ある日多重遭難が起こり、久美も仲間と一緒に救助へ向かう。 そこに待ち構えていたのは。。。。。  こういう展開になるとは想像できたけど、まさかここで久美がこの行動をとるとは思わなかった。 結果オーライではあったものの、やはりいろいろと問題を投げかけるようにどきどきさせられた。 命は命でしか救えない・・・ なんだか悲惨すぎる。 実際の救助隊の人はこの作品をどう見るのかとても気になる。 久美の父親の録音された声や、一人残された少年ナオタの泣き声には胸が詰まった。 山に登る人はみんな覚悟しているのだろうか。 三歩は半分のリスクを背負ってもなお山の素晴らしさを訴える。 遭難して救助された人が再び山に戻ってくると子供のように喜ぶ。 登ったことがないのがひどく残念なことに思える。 山の風景は壮大で素晴らしかった。 情景や人の心の優しさが思い浮かぶ。 見て良かった。