「ONE FLAT THINGS,REPRODUCED」 演劇の映像を見る会 第21回

teru10162011-07-20

19時〜 福岡市立中央市民センター  
ウィリアム・フォーサイス振付。 斬新なコンテンポラリーダンス風だけど、クラシックの基本がしっかりしているのが素人目でもわかるような動きだ。 体の軸がぶれないとか足が垂直にあがるとか。 広いホールというかビルの1室みたいな場所(奥に窓があって外の風景が見えるので)で数台のテーブルと数人のダンサー。 テーブルをダッシュで移動させ、マス目風な舞台を設定する。 それを真上のカメラから撮る。 ゲームみたいだ。 男女がテーブルの隙間や上や下でさまざまな動きをする。 最初はおもしろく見ていたけど、だんだんと飽きてくる。 ダンスからストーリー性を読み取れるとすごくおもしろく感じるのだろうけど、こういうなかなか読み取れないものは想像力に欠ける私では厳しい。 それでも数人で観る映は楽しい。 映写機の不具合で今回は小さな画面で観ることとなったけど、大画面でみると迫力があって良かったのかもしれない。 またダンスのあとに振付の解説をフォーサイスがする映像もあって非常に興味深く見れた。 振付の台本ってあるらしいけど、どんなものなんだろうな。 しかし、純粋なコンテンポラリーダンス公演は最近観ていないなぁ。