「松之助親子と仲良し2人の会」 JR九州ホール

teru10162011-10-29

18時半〜 5000円 三遊亭円楽プロデュース 第5回 博多・天神落語祭り
JR九州ホール、観客席は特設で、なんとなくエルガーラホールと似ている。 前方の10列ほどは平席で、その後ろからは階段上になっている。 私は7列目だったけど、舞台が高かったので十分に観やすかった。 これが西鉄ホールやイムズだとちょっと前のお客さんが邪魔になるんだけど。 落語だから顔は見えなくでもいいか、とも思うけどこの表情やしぐさも醍醐味なのでやっぱり視界は重要だ。 本当の落語好きならCDでも楽しめるのかもしれないけど、やっぱり生がいいな。 出囃子や衣装も見どころ。 観客席も満員で盛り上がる。
桂そうば「うなぎ屋」九州出身の噺家さん、ざこばさんの七番弟子。枕はざこばさんの誕生祝の日の破門事件でリラックス。 ウナギ屋のおやっさんとのやり取りがなかなか軽快。


三遊亭円楽「一文笛」私は笑点の楽太郎さんのほうが馴染みがあるのだけど、立派になったのね〜と感慨深い。 しきりと歌丸さんをちゃかす枕から、弱るさまを見たいだなんて心にもない毒舌を。 明治初期のすりの話、詳しい内容は忘れちゃったけど人情話だった。


桂ざこば「強情」いつ観てもかなり迫力のご面相で、弟子たちは恐いだろうなと余計な心配。 枕がすごくおもしろくて、去年生まれた孫たちの話。 さぞかし可愛いという話かとおもいきや、「軍事基地と孫は県外がいい!」とは名言。 孫ぼろくそ(爆笑)  まあそういいながらも可愛いんでしょうね。 強情な人間がいっぱいでてくる話。金銭貸借に関して頑固な3人がそろうとこうも笑える話になるとは。  顔はこわいけど落語は素晴らしい!


明石家のんき崇徳院」リーゼントのお兄さん、ぎょっ・・・でも顔つきは柔らかくて話もなかなか聞きやすい。 あっという間に枕をすっとばして有名な崇徳院の句「瀬を早み岩をせかるる滝川の」「われても末に逢わむとぞ思う」で思わせぶりなお嬢さんと若旦那、熊さんの苦労はむくわれるか。。おもしろい!すごく気にいった!


笑福亭松之助「軒づけ」前出ののんきさんのお父さん、御年86歳。いやーすごいなとは思うけど、息切れ、声枯れで大丈夫かな?このままぽっくり逝かないかな?とはらはらしてみていた。義太夫の話から浄瑠璃の稽古を人の家の軒先でやると御馳走してもらえるらしいと聞いた男の話。なかなか思うようにならず下手な歌は味噌をくさらせる、のオチ。三味線の口真似はとてもお上手だった。
仲入りを挟んで約2時間、面白かったな〜 夫も楽しかったようで、これからも落語を聞く機会は増えそうだ。帰りにくうてんで串物のお店でごはん食べました♪(*´゚艸゚`*)まぃぅ〜♪