「ノスタルジー・7th・ロック!!」 九州産業大学学友会館

teru10162012-03-04

無料 九州産業大学演劇研究部
久しぶりの産劇。 大学合同公演以来かな〜 驚くほど観客が多かった、なんだかうれしかった。 やっぱり情宣は大事だと思う。 観てほしい!という気持ちを表現しなければいつまでも外には広がらないのだから。 さて、いつもの学友会館、桟敷席の部分が広い。 ちょっと体勢的に辛いのだけど、それだけ親近感は増すのでよしとしよう。 椅子もあったのだけど前で観たかったので桟敷を選択。 いかにも大学演劇らしいセットで中央の花のない桜の木と開演を待つ。 最初は学園物かと思っていた。 高校生たちのノスタルジー、大学生なので高校の学生服も違和感なし。 徐々に、ん?違うかな?という部分が出てくる。 高校の仲良しグループの中で結城想は仲間との心地よい時間と新しい仲間、黒井藍への恋心で幸せなはずだった。  だが想だけを執拗にいじめる神宮寺から逃げられない。 寮父母の2人ともなんだかもやもやした確執がありそうな。 話が進んでくるにつれ真相があらわになってきた。 友人たち、寮父母、神宮寺ですら理想の人物であって実在してはいない。 そして現実から逃避していた想は藍の見守りによって目覚める・・・・  
とまとめてはみたものの作者(川添俊輔)の意図とは違っているかもしれない。 でも演劇ってそれでもいいのかもしれないと最近よく思う。 作り手の意思を全く理解できなかったり間違って理解したりすることだってあるんじゃないかと開き直っている。 観客にゆだねられている部分も多くなってきていると感じるので、私は私なりの解釈をしていこうと思う。  大学演劇はなかなか継承していくことは難しいかもしれないけど、4年の間に先輩から後輩へ伝えられる部分は多いのではないのだろうか。 演技的には確実にレベルアップしてきている昨今。 もっともっと厳しい意見を聞き入れてますます演劇を好きになって欲しいと願っています。 チラシの画像データがなくて困った〜〜〜(^_^;) スキャナー持ってないし〜