「ジャスミンの香り」 アトリエ戯座

teru10162012-03-20

15時〜 1500円  劇団ばぁくう 佐藤順一 読演会
既に22回目で、私はまだ3回目。 この作品はフランスのミッシェル・デオンの作。 今回は佐藤さんに加えて可愛い女の子が二人。 開演前から舞台に腰かけている。 眼鏡を忘れたので、よく顔が見えないのだけど、左の子は子供っぽいかっこうで髪をふたつにくくっていて、座り方もこどもみたいにぐだぐだ。 右の子は縦ロールの髪型でさらさらワンピースを来ている若奥様風、きちんと座って微動だにしない。 時間になって佐藤さんが登場。
イタリアのホテルに執筆滞在中の作家ジョン(佐藤順一)は同じホテルに避暑で来ている母ラウラ(豊永実紀)と娘アレキサンドラ(佐々木桜花)と親しく話すうちに、ラウラに恋心をいだくようになった。おませなアレキサンドラはお気に入りのジョンと母を取り持とうとするが。。。
格段大きなヤマ場があるわけでもなく、最後も無難にほっとする感じで終わるお話だが、やはり今回3人で読演したのは正解だった。 佐藤さんの女声もいいのだが、やはり女もいろいろ使い分けるには分けたほうがより芝居性が上がっていいと思う。 アレキサンドラは10歳の設定。 佐々木さんは高三、過ぎた年齢を必死に思い出し演じたとのこと。 逆にラウラ29歳くらいを豊永さん(短大1年)はいろいろ考え佐藤さんと創っていったそうだ。 二人とも初々しくて可愛い。 佐藤さんの秘蔵っ子だからきっといい役者になってくれることだろう。
公演後にはコーヒーを頂きながらまた佐藤さんとお話することができた。これも読演会の美味しいところ♪ ゆったりとしたソファでコーヒー、お菓子を頂きながらお話を聞く、って贅沢だな〜♪