「幸せはいつも小さくて 東京はそれよりも大きい」 ぽんプラザホール

teru10162012-08-03

19時半〜 2500円 アマヤドリ
名前だけいつも聞いていたひょっとこ乱舞が名前を変えて再出発。 アマヤドリって・・・さだまさしの曲にあったなw ひょっとこ乱舞の方がインパクト強いのになぜ変えたのか、それは劇団HPで
http://amayadori.sub.jp/
今回FPAPのリンクプロジェクトと言うことであちら側からでなく、こちらからの希望が実現したということかなと思ったのだけど。 真実はわからない。 もしかしたら団員の糸山氏(今回スキンヘッドで重要っぽい役割)が福岡出身だったからだろうか? いずれにしても福岡でこのレベルの公演が観れるのは絶対にレアなケースだと思われる。 東京に行かずしてこの作品を見れるって観たほうが絶対いいに決まってる。 この広田氏というのがすご〜〜くよくしゃべる明るいイケメン主宰♪ いや、かなり。 福岡ではあまり見ないタイプ。 でも作品は結構重くて暗くて、そのギャップが新鮮。
小田ユキヒト(松下仁)、星野カズユキ(広田淳一)仁村ヒトミ(小角まや)はルームシェアをしている。 星野が監禁から逃げ出してきた女、三谷クミコ(笠井里美)を連れてきたことから3人に亀裂が生じる。 三谷の世話を押し付けられた小田は彼女に徐々に惹かれていき、とうとう、ふたたび監禁っぽい環境となってしまう。 以前監禁していた男見城ダイスケ(糸山和則)はスキンヘッドで危ない感じの男。 他には小田、星野が所属していたハンドボールクラブの先輩木村ジュンタ(稲垣千城)とその妻シズカ(田中美甫)、軽い感じのハンド部の後輩高橋サトル(渡邊圭介)ヒトミの友人石橋ミカ(榊菜津美)。 ジュンタ夫妻の会話が熟年夫婦のそれのようで私にはツボだった。 ルームシェアには全くなじまない。 これから増えるものだろうか?
2009年の新潟の女性監禁事件を元にしていたとはアフタートークで知ったけど、そんな感じはしていた。だんだんとおかしくなっていく小田が中心になっているけれど、誰もがこうなる要素ははらんでいる。愛する人のためなら。。と言いながら、結局束縛や犯罪になっていくのが悲しい。
形態的に、突然パフォーマンスを揃ってやりだすところなどは、新しいなぁと思うけど、それも失敗することもある。 アフタートークは主宰さんと劇団員2人(笠井さん、松下さん)脚本が遅いとかいろいろ、過去公演のことも聞く。 なんだか地元と同じだなあと微笑む。 物販で前回公演「うれしい悲鳴」のパンフレットを購入。 読み応え十分で楽しかった♪ またきてくださいね、アマヤドリ♪