「本当ノート」 Konya-gallery

18時半〜 1800円 F'sカンパニー

長崎の劇団、F'sカンパニー。 15周年を迎えるそうだ。 それだけですごいと思う。 私が知ったのは福田さんが最終に残った、2009年度に劇作家協会優秀新人戯曲集の「マチクイの詩」を読んで。 たぶんこのあと「ワレラワラルー」で福岡デビュー?だったのかな。 この作品も九州戯曲賞最終選考に残った。 そしてぽんプラザホールで初観劇。 すごいインパクトのある作品だった。 またここの劇団の作品を福岡で観れて幸せだ。 主宰の福田さんは私の出身高校の後輩である。(そんなことどうでもいいけどw) そうは言ってもちょっと繋がりがあると親近感を持つのは当然かな。 長崎で過ごした18年間は私の原体験であるけれど、徐々に遠くなっている。 福岡在住の方がはるかに長くなったけれど、それでも子供のときの思い出は強烈だし、そのときの友達とも一番の友好関係を保っている。 長崎は遠くて近い、そんなところ。
閑話休題、本当ノート、長崎弁ばりばりでなつかしく、しかも変則的な客席はギューギューで暑い・・・  紺屋は暑いと評判だけど、まじでそうだった。 普通の若い夫婦の家庭を描写。 朝の風景、寝坊した妻、買い置きのパンをほうばる夫。 ちょっと絡まない感じはあるけど、「いってきます」でほっとする。 そこから一転して新興宗教に誘われて行っちゃう夫、戸惑う妻。 みたいな。
コサージュなんて家なんかでつけない。 特別なとき、結婚式とかパーティとか。 だから、コサージュをつけている女性が登場したときは気にしてた。 たぶん、いなくなった人? 幻想? そうなのかな〜って。 逆に「本当ノート」だったはずが、「妄想ノート」になっちゃったって。。 結婚して感じるのは大変だなぁということ。 他人が一緒に住むってどんなに好きな人でも大変なの。 もうずいぶん長くなるけど大変を通り越しちゃったのは幸運。 まだこれから結婚する人にあまりプレッシャーはかけたくないけど、どんなに大変でもやっぱり結婚するっていいことよ。 それは間違いない。 それをこの作品が教えてくれたと思う。 また脱線してしまった^^;  ともかく若い作家さんがこういう作品を作るって結構いろんな体験をしたのかなと邪推。 本当ノートね。。。今になったら絶対書けないノートです。 封印することもまた「本当」であると思う今日このごろ・・・ それにしても久しぶりに観た秦さんが楽しい!! ぺっくも観たかったんだけど、日程が合わなくて。次回は必ず見せていただく。
そうそう!このチケットはeプラスで購入して発券していたのに、予約と勘違いして忘れてきた!それなのに入場させてくれたスタッフのみなさまありがとう!!(><)次回は忘れないようにします!!