「サウンド・オブ・ミュージック」 キャナルシティ劇場

teru10162012-08-19

13時〜 8000円 劇団四季
満員御礼、今期2回目の観劇、あまり観劇に興味を示さない夫が四季だけは結構興味を示す。  まあそれでも50パーセントくらいの満足度だけど。  今まで観た中ではウィキッドだけが手放しで褒めていたな〜  オペラ座の怪人は最前列だったのに、前過ぎたと不評。  うーん、もう観てくれなくてもいいんだけど、やっぱり一緒に観たい気持ちがあって、あれこれ誘ってみる。  彼の希望で2階最前列、私はあまりとらないところだけど、たまにはいいかもしれない。  修道院長の秋山さんの素晴らしいアリアから始まる。  ドイツ語ってきついイメージがあるけど聞くとなんだか優しい響きがある。  ドイツ語専攻だったのに全くわからないドイツ語w  オーストリアの歴史的背景はけっこう肝ではあるけど置いといて。。   今回もトラップ兄妹はすてきだった♪  前回とリーズル以外の6人が全く変わっていて、何組くらいのキャスティングなんだろうか?  プログラムの写真を見たら子役それぞれのキャストで4人ずつくらいいる。 それが全て2000年以降生まれだ。  小学生までってことね。  みんなプロだな〜と思う。  子役ではなく子供の役をする役者、として鍛え上げられている。  前回もふれたけれど、発声練習にどうしても無理があるのか不自然なセリフの子が多い。  演技がいいだけに、もう少しなんとかならないかと思う。  きっと浅利さんはこれが自然になることが大事だと教えているとは思うけど。  そういえば私は観ていないけどまどかぴあで素人の子供を集めてのミュージカルがこのあいだあった。  これだって長い期間をかけて稽古したものだけど、見にいった友人がセリフが聞き取りにくかった、と言っていた。  いろんな芝居をしていく基礎として四季の発声法は正統派なのかもしれない。  不自然から自然になるまでには相当の訓練が必要だと思うけど。  さて、セリフは別として今回のマリアも素晴らしかった、前回と違って2階からの観劇なのであまり顔に見入ることがない分、安心して話に集中できたかもしれない。  熊本出身の智恵さんももうアラフォーだし、近くで観るとどうしても・・・  だけど、遠目からだと十分に20代女子で通る。  歳の離れたトラップ大佐に恋するところなどはもう胸きゅんものだ。 あまり目立たない四季の女優さんだと思っていたけど、この役ははまりだと思う、今までみたどの役よりもいいと思う。  当り役ってあるよね。  東宝ミュージカルのパンフをごそごそ探してきて見たけど、大地さんより絶対智恵さんのほうがマリアに合っていると思う。  YOUTUBEで観た映画のサウンドミュージックもマリア役はビジュアルよりも演技最優先な気がする。 もう一度見たい、やっぱり四季の演目はリピートを誘う。