「LAND→SCAPE/海を眺望→街を展望」 北九州芸術劇場小劇場

teru10162012-11-18

13時〜 3000円 北九州芸術劇場プロデュース
作:演出 藤田貴大(マームとジプシー)出演:オーディションによる選抜を含む20人
先日同じ場所であった、マームとジプシーの公演が観れなかったので、やっとかなと。 ほとんどが地元選出だったけどかなり初見の人がいた。 今まで見たことがある役者さんが5人くらい。 そういう意味では新鮮な舞台だった〜  聞きなれないセリフやリフレインの手法。 最初はすごく集中して観てるのだけど、あまりに繰り返しが続くとうとうととしてしまう^^;  各シーンを断片的に繰り返していくのだけど最後にはそれらがジグソーパズルのピースのようにはまっていくのが面白い。 マームとジプシーのメンバーがいるのは知ってたけど、どの人かな〜  シンタロウとサトコはそうだろうと思った、当たったw  こういう舞台に慣れている感じだ。 舞台の四方に観客席、上方にはなぜか釣り船が3分断されて吊り下がっている。 舞台周囲に雑多なものが散乱、PCとか、モニターとか、他いろいろ。 水が流れている溝が取り囲んでいてアクリルのふたがない部分も。 よく落ちないものだ。 ラストあたりで上方から水や砂が一筋落ちてくる。 細かい部分でアピールする装置がいろいろ。 音楽も懐かし、楽しかった。 北九州というか小倉近辺をたどっていく手法で、その中で小倉から出ていった人、残った人の物語が展開される。 20人全員を把握できずに知ってる役者さん、目立っている役者さんを中心にみていく。 その中でも、私と同じくらいの年齢と思われる女性役者が二人。 上手いとは言えなかったけど、なんだか勇気づけられた。 だってオーディションを潜り抜けた人なんだから。 すごく気になった役者さんはさあや(折本沙亜耶)とそじこ(李そじん)魅力的だ。 今回男優さんはシンタロウ以外は平坦な感じだった、それもまた重要だとは思うけど。
閑話休題
一人旅だと思ってた今回、偶然行きのバスで一緒になった某若い役者さん。 まだその舞台を一回しか観たことがないのだけど、熱く語る彼の夢がいつかかなうといいなと思ったのだ。 若干甘いと思える彼の言動も人生一回きりだと思えば許せるのかもしれない。 なんにしても前に進まなければ。