「サヴァリーナトロメイド」 ぽんプラザホール

teru10162013-06-30


18時半〜 1800円 ブルーエゴナク
作・演出 穴迫信一

北九州の新しい劇団ブルーエゴナク、劇トツの舞台を観たがあのときはあまり強い印象が残っていなかった。
役者さんはめだっていたのだけど。 今回の本公演はいかがだろう。

会場入りしたら、中央の舞台をはさんで周りに観客席。 簡易椅子だったので最近神経痛を患っている私にはちょっと厳しい状況だった。
しかもやたらと時間が長いのでお手洗いに行っておいてください。 と勧められる^^;
舞台はチェルフィッチュ風なセット(というか道具ほとんどない)だけど、役者さんの観客に対してフレンドリーな感じがちょっと心地よい。

夜に働く女”カサネ”の入り待ち、出待ちをする18歳の大田神保、そのカサネと付き合っている吹田。
吹田は他にもナナミ、マチエとも付き合っている。
吹田の友人、コジロウはしがないルポライター。カメラマンとしての夢があるキヨとルームシェアをしている。
カサネと同じ店で働くハナ、アヤ、タジマ?の設定だったかな。
女たちの団結といがみ合いが絶妙。しかしグダグダな人物多し。

それぞれの場面では完結していくけれど、繋がっていく様子が想像をかきたてられる。
ティッシュ配りの女がいろんな場面に登場。通りすがりの女が見たものはそれぞれの人生。
うれしいという感情がどこにもないのがきついけど。
そして未来は明るいのか? 一筋の光はさしているのか? そう感じるところもかすかにあったのが幸い。
脚本的にはかなり上手いと感じた。 穴迫氏には期待します。
役者ではけちゃさん(高野桂子さん)と高山実花さんがかなりインパクトあった。それから田崎小春さん。
夢に出てきそうかな。。。というか出てきたんですけどwwww

誰が主人公だと思いますか?という問いがアンケートにあった。私はなんと書いたっけ・・