「ハイザンヘイ」 リノベーションミュージアム冷泉荘

2019年1月30日(水)

16時~ 1800円 非・売れ線系ビーナス

脚本:田坂哲郎
演出:木村佳南子・内田龍太郎・長野哲也

過去4回、非・売れ線系ビーナスは劇トツ!に挑み、その4回ともで優勝を逃した。
観客投票1位だったり、審査員票はけっこう良かったりしつつも、優勝はがっつりと逃した。
それゆえに嗚呼、われらは敗残兵。(ちらしより)

なるほど、それでハイザンヘイね。戦争の話し?とか思ったら違っていた。
劇トツはたぶん、何度か観たことがあるけど、どの話しだったか思い出せない。。
観れば思い出すだろう。

『手紙』
演出:木村佳南子
これは劇トツの作品ではないようだ。2006年になんとゆめアール大橋で観ていた。
とある総理大臣のサクセス?ストーリー的な。
「人生に必要なのは勇気と想像力。と手紙」(半分は同意)  なかなか良かった。

『ツムツム』
演出:木村佳南子
初見、賽の河原で石ならぬ、積み木を積む男。地獄がいいか極楽がいいか。
死んだことないからな~ でも、こんなあの世なら楽しいかも。

『トップオブザ・ワールド』
演出:内田龍太郎
2012年の劇トツ4位。そうそう、結構シビアな話だった。
教団、ということばが出た途端に思い出した。例の団体の犯罪。
隠れていたメンバー、崇拝する教祖。昨年終結はしたものの、恐怖が甦った。

『解きをかける少女』
演出:長野哲也
2014年の劇トツ3位。私はダントツで押した作品だった。
棺桶屋の娘とその友人たち、数年の時の流れをうまく表現していた。
タイトルの付け方も絶妙。

『うわ』
演出:木村佳南子
初見、現代の女性の生きざまっぽくてなかなか面白かった。
田坂さんのまぜっかえしも笑えた。タイトルはあとでやっとわかったww
うかんむりとわかんむりだったのね。

短編とはいえ、中身の詰まった作品を5つも観れてお得感満載の公演だった。
うん、いい企画だわ。アイデア賞!

キャスト
青野大輔、ケニー、古賀相恩、田坂哲郎、中島伊織、成清暁子
にしむらまなみ、りんご、ぽち、大竹謙作(あなピグモ捕獲団

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