「愛のえんえん」 ゆめアール大橋 大練習室

2020年2月24日(月)

13時~ 共通チケット  ブルーエゴナク

作・演出 穴迫信一

ある家族。母親とその娘は、小さなすれ違いから
いつしか家では一言も言葉を交わさなくなった。
ある二人。男はくらげのように水面を漂い、
はえんえんの闇を歩き続けた。

外側の現実と平行して、内側を巡る思いの中に、ささやかな真実が見つかる──。
欠けたままのわたしたちにとっての、決して満ちない場所への応答。

記憶から綴られる〈モノローグ=独白〉が映し出すブルーエゴナクの家族劇。
「共生」というテーマの下、世界を形成するコミュニティの中の
最小単位としての「家族」を描く。
(こりっちより)

キビるフェスの2本目。村川さんとどっちを見ようか迷ってこちらを選択。
テーマは面白い感じだったし、舞台セットも興味深かったのだけど、
少し。。。わかりにくい、区別しにくい、インパクトが薄い。
ふわっとした優しさはじわじわと感じたけれど、ちょっと眠気を誘う作品だった。

舞台が体育館の避難所ということで、災害をテーマとしているのかと思ったけど、
そうではなかった。親子、恋人。どちらがより近しいのだろう。
どちらも変化していくものだ。この歳になるとひしひしと感じる。
いろいろあって歴史は作られていく。

あと、カセットテープの懐かしいデッキを見て、
まだ実家にあるかもしれないと思い出した。
不思議なカードゲームはちょっと入り込んだかも。
やる気のない避難所担当の男の子(前説も)は可愛かった。

ブルーエゴナクは変わってないのだろう、私が変わったのだ。

キャスト
野村明里、鈴木隆太、出光真侑、小関鈴音、溝口竜野

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