「エンドレス・サラヴァー’13」 湾岸劇場 博多扇貝

19時〜 2000円 あなピグモ捕獲団

脚本・演出 福永郁央

あなピ、初めて観たときはちょっとなじまない感じだったのだけど、だんだんいい感じになってきたというか慣れてきたのかも。
よく知っている役者さんもたくさん、客演していてとても面白かった。
特に立石さんとこがきょさん、双葉さん、大好きな女優さんたちなんだけど、今まで観たどの作品とも違うキャラでいいな、と思った。

開演前に機材トラブルがあって福永さんが場つなぎに駆り出された。 どうもスモーク発生の機材がトラブったらしい。
あせる福永さんだけど東京での話とかいろいろ聞けて観客的にはラッキー♪
15分押しで開演。


作家、大倉寛之(長岡暢陵)には妻一人(いっぱいいるぞ?)編集者も三人いるし、自称書生の純一郎(大竹謙作)が間男になったりするし。
現実と虚構を行ったり来たり、とかく物書きの人をテーマのドラマにはよくそういうのを観るような気がする。
いい作品を1本出すとこれでもかこれでもかと世間の期待と編集者からの催促が矢のように来る。 そして締切に追いまくられる。。。
場面は一転して大倉の世に出なかった作品を探しに廃校となる学校(?)にくるネット上の大倉ファン。ここらへんは現代っぽくておもしろい。
廃校の時期と締切の日をカケてどんどん伸びることに安堵と不安がないまぜに。

書くってこんなに厳しいものなのか? じゃあなぜ書くのか? 劇作家の人たちもみんな苦しんで書いているよな〜

そのあたりはわからなかったものの、書けない作家をとりまく人々の記述はとても面白かった。5人だっけ。。妻の顔、全然違うのに
ほんとに気にもとめてないんだろうなと驚いてしまう。

たぶん好き嫌いがある公演だろうと思うし、私も誰かを誘って・・・という気にはなれないあなピだけど、自分だけはこーっそりずっと
観たいなと思った今回の公演だった。

長岡さんの着流し姿に萌え。。。。(〃▽〃)