「タンバリン」リーディング公演 大野城まどかぴあ 小ホール

teru10162013-11-09


19時〜 招待 

第5回九州戯曲賞 大賞受賞作品の「タンバリン」作・後藤香 をvillage80%の高山力造が演出。 
役者は劇団員、他いろいろ。

劇団go toの旗揚げ公演ともなったこの作品は、女性視点のすごく奥深い作品だ。

あらすじは本公演の日記で書いたので端折ります。
http://d.hatena.ne.jp/teru1016/20121027

ちょうど1年前だった。
内容もある程度覚えていたし、出演者が4人だったと思っていたのに、なんとキャストが10人もいる???
舞台を観て納得、出演の4人の女性が仮面をつけて中央のリング(?)の上で演技、周りで台本を持った4人がセリフを言う。
男性2人は出番の少ないお父さん役とか、ジムのボクサーやトレーナーなど。
高山さんならではだな、という演出が各所に見られ、物語を膨らませる効果があったと思う。
ただ、人数が多い分、ごちゃっとなった感じの場面もあったかもしれない。
すごく魅力的で、しかしぞっとするようなあの仮面はすごく印象に残っていて効果的だったと思う。
終演後に2人づつお互いの名前紹介、これもとても良かった。
顔と名前が最近なかなか繋がって覚えられなくなってきているからw

それにしても本当に鈴さんには感心する。人間、あそこまで強くなりたいと思うのだろうか。
凛とした姿勢と物腰、実子ではない子にあれだけ慕われて尊敬してしまう。
まだ鈴さんの歳まではだいぶあるけれど、一気に強くはなれない。
徐々に気持ちを強くしていかなければと真面目に考えている。

同日、何度か舞台を観た同年代の女優さんが事故でなくなったことを知った。
また前日、歌手の島倉千代子さんが病気で亡くなられた。こちらは母と同年だった。

ベタだが本当に人生いろいろだ。合掌