「演劇最強論」福岡市赤煉瓦文化館

teru10162014-04-16


19時〜 演劇書を読む会

演劇最強論とはすごい題名だ。私もエンタメでは演劇が最強だとは思っているけど、世論の多くはそうでないのもわかっているし。。
ともかく自分の趣味は実にマイナーだと実感している。でもキャラメルとか野田マップとか小林賢太郎とかそういう類のものは完売近い。
去年の博多座のミュージカル系は実によく埋まっていたし、歌舞伎もスーパー歌舞伎ならかなりの人気。これってどういう現象なんだろな?
演劇もそこそこ人気はあるけど一部のエンタメ系だけってことかな。
逆に、ぽんプラザホールでやるような芝居はオタクか演劇関係人しか観ないってことなのかなと思う。
東京なら下北沢、韓国ならテハンノとかね。

さてさて演劇最強論。関東圏の劇団を中心に写真や公演内容、主宰のインタビューなどがちりばめられていて、私はそこそこに楽しめた。
九州に来ていて、実際に観たチェルフィッチュとかハイバイ、マームとジプシーなどはうん、うん、と頷ける記述。
共著である藤原ちからさんと徳永京子さんの熱い思いは伝わってきた。ただ、やはり地域限定なのは否めない。
まあ日本全国を回るわけにはいかないし、好みの問題もあるからね。
演劇書を読む会の主宰の薙野さんもこの本には満足していないようだ。

http://blogs.yahoo.co.jp/naginon/64227334.html

私は薙野さんに本を出してもらいたい気がする。絶対に日本の演劇を網羅したものが出せると思うのだけどな。。。。