18時〜 500円
作・演出 横山祐香里
WETBLANKETの東真純さんとガラパの早樋寛貴さんの二人芝居。
遊園地で怪獣をやってるけど、本当はヒロインがやりたいのよ。
大好きなあの人の言うことを頑張って実践してきたのに。。
弟は帰ってこいってしつこいなぁ。。
私は女優になりたいの。
役者さんって多かれ少なかれこういう気持ちを抱いているものなんだろうな。
私たちには想像もつかないけれど、お金が欲しいとか名誉が欲しいとかでなく、
自分の表現方法が演劇なんだろうから。 仕事や趣味ともまた違うんだよね、きっと。
早樋さんは東さんの周りの人を全員演じる。
と言っても弟役以外はリカちゃん人形やガンダム?のフィギュアを操ってね。
器用な役者さんだ。小回りがきくというか。
東さんがヒロインオーディション合格のためにどんな苦労もいとわないところや、
リカちゃんが東京に行くという場面やヒロインの衣装を苦しみながら着る場面は胸につまる。
めくり台の紙には何度めくっても「不合格」そしてついに「合格」のときが来たのに。。。
約50分の横山さんの作品、しっかと受け止めました。
同じ青年センターでホールブラザーズも何かやっていたようだ。
そのまま観客席に来ていて、こういう繋がりっていいよね。
仕事が早く終わったので予約していなかったけどダッシュで来てみた。
立ち見の人も大勢いたのに、椅子席に座らせてもらってありがたかった。
私のかわりにもし立っていた人がいたらごめんなさい。。