19時半〜 1500円 劇団Hall Brothers
作・演出 幸田真洋
わー広〜〜〜い中央市民センター。
前方の5列くらいはつぶしていたけど結構観客多かった。
さすがはホールブラザーズ、しかも演劇人とは思われない一般人が多いような感じ（飽くまで感じ）
観劇人の私としては演劇人以外の人が多いとすごくうれしい。もちろん、演劇関係者が多いのも歓迎なのですが。
演劇を観るのが好きな人。最近はすごく増えたような気がする。
どこに行っても見かけるひとっているもんね。名前は知らなくても「あ、あの人だ」ってね。
最近のホールブラザーズの傾向はそんな普通の人々を取り上げた話が多くて観やすい感じになった。
舞台はタイトルの中央区今泉、雑居ビルの中には雑貨屋、バー、カフェ、美容院、居酒屋などなどが混在。
それぞれで働く人たちにスポットをあてて、それぞれの現状と今後のことをつらつらと語る。
淡々と仕事をやっていく者たちとこのままではいけないと脱却をはかろうとする者。
それぞれのエピソードが細かくてこんなにプライベートに入り込んでいいのかしら、と思うくらいだった。
村岡さん（峰尾かおり）のアジアン雑貨屋はとても素敵だったし、バーでの酔っぱらって啖呵を切る様が見事だった。
八木さん（永倉亜沙美）でなくでも惚れてしまいそうだ。
居酒屋でもっさん（日巻健太）をからかう長谷川くん（高柳一輝）はちょっと悪のりしすぎかなぁという感じ。
ライザップの口真似はすごくインパクトあったけどね（笑）
最近、高柳さんこういう役が多いね。カノジョの小谷さん（坂井操）はデリヘル嬢？これまた過激な設定。。
美容師の今市くん（唐島経祐）味があっていいなぁ、こないだはネクラな役だったけど今回はポップで軽い。
バー経営の大森さん（幸田真洋）は落ち着いてていい感じ、バイトの美樹ちゃん（松田華佳）はかなり可愛い。お初。
設計？関係のサラリーマン池部くん（山下大貴）と林くん（大塚雄太）二人の関係性の変化は意外に面白かった。
日高さん（森木みどり）だけはよくわからないキャラクターだったな。
そして、梶原さん（萩原あや）は本物の妊婦さんでした♪ おめでとうございます！
舞台セットも大きいし場面も２〜３場面同時にかわりばんこにセリフを言う感じで、
首が痛かったけど、そこまで大きな展開がなかった割には飽きずに最後までおもしろく観れました。
個々の話がおもしろかったからだろうなぁ〜〜
ラストはみんなちゃんと目標を設定したり転換を迎えたりしてなんだかほっとしたよ。
次回も楽しみだな(^^)
