「ピッピピがいた宇宙」 ぽんプラザホール

teru10162015-10-23


19時〜 2000円 あひるなんちゃら

脚本・演出 関村俊介

初観劇、なのだがお誘いがあって公演前の上映会に参加させてもらった。
そのときiPhoneで撮影したという以前の公演の様子を見せてもらったのだけど、画像がはっきりしないうえに遠い。
なんとなくお笑い芸人を思わせるようなボケとツッコミで、面白いのかどうか、よくわからなかったのが正直な感想だ。
とはいえ、出身が福岡だという関村さんのシャイな様子や、それにツッコミをいれる昔の仲間たちとの様子がおかしくて、
公演を心待ちにしていた。

なんと!!
実際の舞台はすごく面白かった。
ゆる〜い感じの舞台だとは聞いていたけど、ゆるいとは思わなかった。
このたった3人の登場人物のちぐはぐ感は面白くて。
ぎゃはぎゃは笑うところはなかったのだけど、「あ、タイムリー♪」というセリフが各所にあってツボのはまった舞台だった。
特に女優の篠本さんはどっしり体系の女優さんなんだけど、すっごく個性的でおもしろい。
ただの岩みたいな椅子みたいなものが宇宙人って発想も奇抜。
座ったらかゆくなるってまじでお尻むずむずでした(笑)

ストーリーはどうやら宇宙旅行にやってきた兄妹が宇宙船から真っ赤になった地球を見て、驚いたり、平然としていたり。
添乗員(関村俊介)もノーテンキでほんとにツボにはまる。
やっぱり役者って舞台に立つと変わるものだな〜〜感心。
兄(根津茂尚)は極々普通の人、普通の反応をする。普通なら10人いれば9人はこういう反応だろうけど、
3人のうちたった一人で奮闘している様は滑稽だ。なるほど〜〜これがあひるかw(違うかも)

全く関係ないし、上映会で聞いてもみんな知らんかったのでここでちょっとだけ披露するけれど、
私が子供のときにNHKであっていた「宇宙人ピピ」はとても好きでした^^;
最初、あひるなんちゃらさんのチラシ見たときはまじですぐに思い出したってば。同年代共感プリーズ!!w

ま、とにかくほんとに楽しかった、また来てほしいな〜

キャスト
根津茂尚
篠本美帆
関村俊介