「ドラマを解剖する」福岡市赤煉瓦文化館

2023年12月21日(木)

19時~ 演劇書を読む会

マーティン・エスリン著

批評家・ジャーナリスト・学者としても名高い著者が
BBCの演劇プロデューサーとして活躍していたころの体験をもとに著した
演劇論入門書。
演劇とは何か、コミュニケーションの一媒体としての演劇の役割、
マスメディアの発達による演劇の新局面など新しい視点から
わかりやすく解説する。(原著は1976年刊)

読みやすい本だった、演劇の素人でもわかりやすいことばで表現されていた。
章によっては専門的な部分もあったけれど、観劇者の立場から見た部分もあって、
「観る」側の心構えというか腑に落ちる部分があった。
それにしても、メディアが発達する前から演劇等のドラマは誕生していて、
長い歴史を感じる。人間はすごいなと思う。

読書会にもっとたくさんの人に参加してほしいなあ、
どうしたらもっと増えるのだろう。
最近、自身のSNS離れが顕著なので、宣伝方法がない。

演劇書を読む会は、偶数月の第3木曜日に開催しています。